『ほっと初詣』
散歩がてら、今年も深大寺へ初詣に行くことにした。
二日の初夢は、朝寝坊しているうちにすっかり忘れてしまって、好かったのか悪かったのか。
ただ、富士山でも鷹でも茄子でもなかったことは間違いない気がする。
そんなわけで、午前中から二時過ぎまで箱根大学駅伝を楽しみ、ボチボチ運動不足解消にと出かけることにした。
途中、運動公園を横切っていくと、たくさんの親子が凧揚げをしている。
実に楽しげで、あらためて子供と遊ぶ親の喜びが伝わって来る。
少子化問題が早くいい方向へ向くことを願うばかりである。
しばらく時間を潰しているうちに日も傾いてきたので、大急ぎで深大寺をめざす。
昔そばを挽いたのだろうか、珍しく水車が回っていたので一枚写真を撮る。
ほどなく深大寺正門につづく参道に入ると、鬼太郎とねずみ男の出迎えを受けた。
鬼太郎茶屋の屋根に載っている下駄が、なんとも愉快だ。
参道から暮れかけた正門を見るのも、なかなか風情がある。
お焚き上げをお願いする破魔矢とダルマを専用のお堂に収め、そのあと本堂前の賽銭箱に小銭を入れ、まずは本年の安寧と多幸を祈った。
災害の多かった去年とおさらばして、今年は良い年になりますようにとお願いした。
そこまでは多くの人と同じだったが、頭をよぎるのは「おみくじ」のこと。
先年「凶」を引いたトラウマが、どうやら心を乱しているようだ。
たかが「おみくじ」、されど「おみくじ」。
心を決めて今年の筮竹をガチャガチャ振り、引き当てたのは44番の「吉」。
巫女さん(アルバイトだが・・・・)から渡された「おみくじ」をポケットに入れ、ほくほくとした気分で順路をたどる。
この寺のお宝の一つ、天平時代の優美な金銅仏と毘沙門天をお参りし、寺の脇門を出る。
夜になっても人ごみが切れない屋台とお店を覗き見しながら、帰路に着く。
干支の未(ひつじ)がお出迎えしてくれたので、一枚パチリ。
ソフトクリームに人が群がっているので、つづいてパチリ。
冬でも夜でも関係ないらしい。
締めは老舗のお蕎麦屋さんの店先に、妙な木彫(?)があったのでもう一枚。
偶然振り向いた女の子が写っちゃったけど、ごめんね。
あなたにも良い年がきますように。
ぶらぶら歩きの初詣も、これにてお仕舞い。
皆様にも、ほっとできる一年がやってきますことを、こころからお祈り申し上げます。
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屋台も楽しそう!
おみくじが今年は吉で良かったですね。
お蕎麦でも有名ですね、わたしも東京ぶらりカメラの旅と銘うって深大寺を訪ねたことがあります。
静か趣のあるお寺です・・、
十割そばが美味しかったこと・・。
ことしは吉で、ほっとしました。
ほうぼうの街道や川筋をウォークされている (更家)さまは、たぶん深大寺にも立ち寄られているのではないでしょうか。
今度はどの地方を訪れるのか、興味津々です。
ご活躍ください。
十割そばを召し上がられたとか、どのお店でも美味しいそばを供するようですよ。
春になると、すぐ隣りの神代植物公園が賑わいます。
さくら、つつじ、バラ、藤と、見所がいっぱいです。
引き続き、カメラワークの妙技を楽しみにしております。
ありがとうございました。
最近は凧揚げをする光景を見る機会も
少なくなりました
親子でほほえましい凧揚げは
親御さんの方が楽しそうですね
深大寺のお正月風景も風情があり
お蕎麦はさぞ美味しかったでしょうねぇ
そう言えば去年は『凶』で
落ち込まれていましたが
今年は『吉』でよかったですね!!(^O^)
一年経つの早いですね
あっという間に松も取れ、もう一年がチクタクと秒読み開始となったようです。
とりあえず「吉」が出たので、気分良く過ごせそうです。
代わり映えのしない日常に、なんとか変化をつけるべくブログ更新を続けたいと思います。
ありがとうございました。
深大寺は、夏に何度か行ったことがありますが、冬は行ったことがありません。
今年は、吉の好発進で、何か良いことがありそうですね。
行動範囲の広い更家さんのウォーキング記事、これからも楽しみにしております。