郷愁 2012年04月21日 | 日記・エッセイ・コラム 庭の 山吹や山ツツジが咲きはじめた。郷里では春を知らせる花の代表的な植物である。新緑と共にそんな印象がある。 こうした花が咲くと遠足(と云っても近くに野山だが、、)シーズンを迎える。おにぎりを風呂敷に包み腰に巻いての登山である。電車もバスも乗ることはない。水は現地調達、リュックだの水筒だのというものは誰も持っていなかった。でも楽しかったのである。 狭い庭に田舎を思う出させる植物を移植しているが、それを眺めて故郷や竹馬の友を偲ぶのである。寒い郷里では、まだまだ咲かないが。