差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

歳神様

2016年12月31日 | 日記

 正月前に開花しそうな梅、今朝見ると蕾が開きかけているではないか。今日中には陽射しを浴びて開ききるかもしれない。

 さてさて今日は大晦日、あちこち飾り付け歳神様を迎える調えを済ませたので心の準備をしようか。八百万の神々を信じる者にとって歳神様ほど心の奥深いところにある宗教心を揺さぶるものはない。社や寺院の様な建物があるでなし、勿論教会なども存在しない。心の中に存在するのである。

 しかも、個々の家庭にはもちろん神社仏閣などに分け隔てなく舞い降りて善男善女を祝福するのである。なんと大らかな神様であろうか。

 


松飾り

2016年12月30日 | 日記

 農家の土間は広い。10坪ほどのその一隅に姿形のいい高さ2m幹回り15,6cmはあろうかという若松を山から切り出し飾る。勿論束ねたり刻んだりはしない自然木そのままの姿にである。また、縄を綯い玄関から座敷周りには注連縄を張り、そのところどころに幣束を鋏みみかんや榊の小枝をつるす。その作業をするのは、お正月を迎える父親の姿であった。それを子らは正月を迎える慶びの中で頼もしげに眺めていたものである。

 これは、遠い昔の故郷の今頃の光景であった。

さてさて、我が家では、昨日息子から「明日松飾り 取り付けに伺います」とのメールあり。このところ任せきりである。当家の主としては、せめて神棚に榊、お神酒、新米、お塩を供える準備をするか。


梅も綻ぶ

2016年12月29日 | 日記

  今年は不作だった我が家の梅、アップしたように蕾もたくさんつけ来年は豊作間違いなしであろう。その蕾が、早くも綻び始めたものもある。数年に一度の割合で暮れに開花することもあるが、この調子だとあと三日ではどうだろう。出来れば暮れの内にその一輪をアップしたいものである。 梅の香漂うお正月となるか、、、、。

 さて、今日は歳末パトロール最終日、休みに入ったことだし街の様子も少しは違うかな?


椿の落花

2016年12月28日 | 日記

 昨夜の強風で藪椿の花が、数輪落とされていた。椿は、同じ仲間のサザンカ等と違いパラパラと散ることなく花弁が丸ごと落ちるので様々な言われ方をされている。中には、その散り方が不吉な「首が落ちる」を連想させて忌み嫌う風習もあり、そんなことからか、お見舞いには椿の花は不向きという。 次々と咲く椿には、可哀そうに何の関係もないことだが、、、。

 さて、年の瀬も迫りあちこち清掃しているが、今日も頑張ってやるとしようか!

 


槲・橅

2016年12月27日 | 日記

  アップしたのは槲と橅の木である。多くの落葉樹は枯葉を散らしすっきりとした姿になるが、このブナ科の木は強い木枯らしに遭おうが、大雪になろうが枯葉を纏い芽を守るかのように越年し春を待つのである。 やがて春一番が吹き新芽が動き始める頃、ボロボロとなった葉を脱ぎ捨てるのである。

 その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立て縁起物とされるという。我が家では、槲は地植え、橅は盆栽にしてその様を観ている。予報によれば強風で荒れるという、、。


歳末パトロール

2016年12月26日 | 日記

 町内の防犯活動の一環として歳末パトロールが昨日より始まった。小1時間ほど巡回した。時間帯にもよるであろうが挨拶を交わす方が誠に少ない。路上を歩いていないのである。外出はすべて車で用を足すからであろう。ご多分に漏れずこの街でも少子化現象で路で遊ぶ子らの姿も見れれない。

 無法者が、第三者の目を気にせず行動を起こしやすいことを感じる。

 ところで、先日の駐在さんを囲んでの連絡協議会での話であるが、市内でも「ふりこめ詐欺」で2千万も大金の被害に合われた方の話があった。右から左へとそうした大金を動かす事の出来る今の仕組みを防ぐにはPR活動しか防ぐ方法はないものなのだろうか、、、。


松波の紅葉

2016年12月25日 | 日記

 郷土福島に多いサツキ松波が、見事に紅葉し冬の柔らかい陽射しにいちだんと輝いていたのでアップしてみた。盆栽として長いこと愉しんできた樹である。

 ところが右側の立枝が元気がなくなり枯れてしまい樹形が変わってしまった。しかし、きれいに紅葉しているのを見るとまだ樹勢がある。元気な枝を誘引し、また樹形作りに挑戦しよう。たっぷり時間があるわけではないが、、、、。


蝋梅の蕾

2016年12月24日 | 日記

 実生から育てた蝋梅、晩冬から立春の頃に咲くこの花木、今朝見ると蕾も大きくなり間もなく咲きそうなのでアップする。今年はどの枝にもたくさんついている。間もなくあの独特な芳香を漂わせてくれるであろう。

 毎日眺めている今は変化のないように見える庭だけど、よく観ると植物たちは、春を迎える準備を倦むことなく着々としているのを教えてくれる。ややもすると怠け心がもたげるのを戒めているようにも思える。


寒椿

2016年12月23日 | 日記

  記念樹の寒椿、今年は花付きがいい。しかも、このところの温かさで次々と開花している。これまであまり気に留めていなかったが、果樹の隔年現象があるようにこの寒椿にもそうしたことがあるのかもしれない

 ところで、糸魚川市の大火罹災された方々、年の瀬を迎えて誠に気の毒である。酒田市の例も挙げるまでもなく強風の中での失火は恐ろしい結果を生む。人間学んだはずだが繰り返されるのが残念でならない。


長寿梅2株

2016年12月22日 | 日記

 倅からのプレゼント、名からして縁起のいい長寿梅2株、季節を忘れたかのように未だに次々と咲かせているのでアップしてみた。四季咲きでも10月末には花期は終わるようであるが、どうしたことであろう。

 咲きすぎて木が弱らないか心配しないでもない。まあ、彼らの生理に任せてしばらく様子を見てみようか。実を生らせると木が弱るというから花柄摘みを忘れないようにしなければ、、、。

 さてさて、体調も回復してきたのであちこち動き回るとしようか。