裏庭のカメリアの木にアシナガバチが巣を作っているのを発見、そのままにしてあげたいところだが、検針の方にご迷惑をかけてもいけないので可哀相だが、止む無く駆除することにした。
考えてみれば越冬した母蜂が、たった一匹で巣をつくりをはじめ、やがて働き蜂を育てここまで巣を大きくしたのである。駆除しても後味が悪い。テレビ報道などでスズメバチの駆除など大きく報道されるが、中にはそうしなくてもいいような処までやっているのを見ると残念でたまらない。
田舎などでは、土蔵の軒下などに巣を造っても無闇に殺生しなかった。むしろ大きくなる巣を見て楽しんだものである。いたずらなどしなければ決して襲ったりしないし、アシナガバチなどは青虫を食べてくれるので益虫なのだから、、。ハチの母子家庭も優しくも守りたいものである。
昨日は老人会仲間4人と連れ立って、市の復興ボランティア報告会に参加してきた。パネルなど使っての惨状を紹介しつつボランティア活動の詳細を話してくれた。そこで参考になったことは、連帯感のある地域では、避難所でもトラブルが少ないという話からして、その育成が如何に大事かと言うことであった。我々の世代は、戦災に始まり数々の災害を経験しているが、この学びを次世代で活躍する人たちに伝えていく義務があるなあとの思いで帰ってきた。参加された方々ご苦労様でした。
間もなく敗戦記念日が来るが、あの頃は、ボランティアだの仮設住宅建設などの配慮(その余裕がない)はなかった。戦災にあい疎開して来た人々は、自分自分で掘っ立て小屋(いわゆるバラック住宅)を建てて雨露を凌いでいたが、、。