差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

一房のブドウ

2020年10月31日 | うんちく・小ネタ

 今期一番の寒い朝を迎える。気温7度だが日本晴れの空、一点の雲もない。ぶどう棚も枯れ葉を落としすっかり明るくなった。そうした中で熟れることなく青々とした小さな房一つぶら下がっているのでアップしてみた。

 繁った葉に隠れて摘果を逃れた青々としたブドウである。十分の養分もとれず未熟児のようなものであろうか。すっかり葉も落ちるまで取っておこう。養分独り占めして熟れるかな。それとも葉が落ち作られる養分は無いか。それどころか木は、来春のためにエネルギーを蓄えることに専念し冬眠となるか。

 摘芯、摘果作業 来年こそしっかりやろう。一房のブドウを眺めて反省するのである。

 昨日は 10,550歩


ふるさとの味

2020年10月30日 | うんちく・小ネタ

 郷里のふたりの甥たちから故郷の味、新米届く。早速電話をし姉や兄にも礼を伝える。袋には「自慢のお米」と記しているが銘柄名だろうか。その名に因むわけではないが自慢の甥たちに感謝しつつ味わおう。

 故郷を離れて70有余年、ややもすると故郷との結びつきが細くなりがちであるが、こうした温かい贈り物を頂くたびにその絆を確かめるのである。

 ところで今は稲刈りもコンバインですます時代だが、子供の頃は一家総出での人力で刈る重労働であった。芋やカボチャを蒸かしたもの「こじはん」を田に届けるのが子供の役目だった。こじはん?(方言)今でいうおやつのようなもので間食として食べていた。

 こんなことを記していると、午後の3時頃「こじはん 田んぼに持って行け」母の声が聞こえてくるようである。田んぼで皆で食べるサツマイモ、あれも故郷の味である。

 昨日は 10,363歩


ミセバヤ

2020年10月29日 | うんちく・小ネタ

 全く手のかからない植物、ミセバヤがあちこちで咲いている。乾燥に強いこの植物、日当たりのいい乾いた所や軒下、木株などに挿し木して殖やしている。アップしたのは枯れてしまったサツキの木株を逆さにしてわずかばかりの腐葉土を乗せて挿したもので見事に咲いてくれたものである。

 ミセバヤには、日高ミセバヤ(溶岩に植えたもの以前のアップした)、樺太ミセバヤ、津軽ミセバヤなどあるそうだが、アップしたのは、越中ミセバヤだと思う。祖父が可愛がっていた株から挿し木で殖やし大きな株にしたものからの挿し木である。

 愛でていると、明るい日差しのもと隠居の軒下に吊した玉造りミセバヤ、ピンクに覆われた様、遠い昔を想い出す。越中で想い出した。富山の薬売りの定宿にしていた我が家、このミセバヤも薬売りの方からの贈り物かな?、、、今や真実は知るよしもない、、、ちとオーバーか。

 昨日は 11,128歩


リンドウ№2

2020年10月28日 | うんちく・小ネタ

 ボランティアに守られた公園林の中のリンドウ、咲き誇ってきたので再びアップする。

 リンドウは園芸的に改良され多くの品種が売られているが、秋の野山に咲くこのリンドウが一番であり郷愁を誘う野草の一つである。秋も深まるとアケビやヤマブドウなど山の幸を求めて野山に分け入り採ったものである。その帰えり道、このリンドウが路傍に咲いていたことを想い出す。

 ところで飽食の時代、郷里の今の子たちは、山の幸を求めて野山に分け入るのだろうか。アケビの甘い味わい何十年も食してないな、、。

 昨日は 10,453歩


助けた赤松

2020年10月27日 | うんちく・小ネタ

 都の公園では赤松林の再生を願って、幼芽には目印の棒を立て、2.3年生の苗にはリボンをつけ大切に育成をしている。所によっては雑木を伐採し日差しを浴びれるようにしている。

 そうした中で春不心得ものの仕業か、幹の半分を切られた木があった。見かねて添え木を当てて縛り、また倒れないよう突っ支い棒をしてあげたことは以前にも記したが、昨日久しぶりに見に行ってみた。その様子をアップする。

 痛ましい傷口は、広がることもなく自ら癒やそうと融合しているようにも見える。木も青々と茂り春に比べて梢の方もしっかりとして6,70㎝ほど伸びていた。心配された台風もなく強風に煽られることもなかったのが幸いしたのかもしれない。来春には、添え木を取ってやろう。

 赤松林が以前のように再生し、春ゼミも戻ってきてくれるのはいつの日か、、、。観られるか!!

 昨日は 11,711歩

 

 


寒い朝

2020年10月26日 | うんちく・小ネタ

 快晴の日が続き放射冷却現象のためか今朝は一段と気温が下がった。池の金魚たちもじっとして水温の低下に慣れようと耐えているようだ。植物も動物も寒さに向かって自然の摂理に従い徐々にその変化に耐えられるような体づくりをしているのであろう。大木でも一夜にして極寒となれば枯れてしまうと言うから、、人様は??

 アップしたのは今朝の金魚たちの様子、右半分は円偏光フイルターを装着して撮る。

 昨日は 10,677歩


リンドウ咲き始める

2020年10月25日 | うんちく・小ネタ

 ウォーキングコースの一つ都の公園内の林にリンドウが生えている。ボランティアの方々がそこここに生えているそれらの周りを刈り込んで囲い手入れされていた。開花が今か今かと待っていたが昨日一輪だけ咲いていたので満開を待たずアップしてみる。皆咲き誇ったらまたアップしよう。

 

 秋の山野草の中で好みの花の一つで、郷里では明るい林の中やそれに連なる草原に群生することはないがよく咲いていたことを想いだす。そんなこともあって郷愁を誘う野草である。

 目下、街の誕生をテーマにDVD作成を試みている。昨日はそんな話を伝え聞きいたKさんが造成前の土地の様子やまばらに建ち始めた街の光景などの写真を見せてくれる。ありがたいことである。いろいろな方の協力を得て頑張っていこう。

 昨日は 12,837歩


早朝ウォーキング

2020年10月24日 | うんちく・小ネタ

 我が街は、市内でも高齢者の割合が比較的高い地域である。そういうこともあって日頃健康づくりに関心を持ち励む方が多い。身近な方でもウォーキング、ジョキング、体操、気功、太極拳、ダンスなどで鍛錬している。中には水中ウォークなどで体幹を鍛えている方もおられる。長くなった寿命も心身共に健やかでが第一である。そうした想いに応えるべく今朝も6,000歩ほど歩いてきた。アップしたのはウォーキングを終えて自宅前で撮った朝焼けの様子である。今日はいい天気になりそうだ。

 今日は、甥が定年退職しアメリカから帰国したので挨拶に訪れるという。可愛がっていた子が定年か。当方年を重ねたことを改めて思い知らされる、、、。

 昨日は 8,776歩

 


精も根も尽き果て

2020年10月23日 | うんちく・小ネタ

 月下美人は、実をつけるために虫媒花ならぬコウモリ媒花という。コウモリが飛び交い始める夜間に咲くのも頷ける。それにしても暗くなることを知るセンサーは何処にありや、、。誠に神秘的である。

 アップしたのは今朝の花の姿である。「せっかく咲いたのにコウモリが来なかった、精も根も尽き果てた、、、」と言っている姿のように思える。

 昨日友人に鑑賞を進められた映画「博士と狂人」を見に行く。こちらは、今話題になっている「鬼滅の刃」のようにブームとなっていないがなかなかの名画であり、久しぶりに感動する。セリフに「正義ほど高くつくものはない、、、」というくだりがある。正義を貫こうとしても多くのエネルギーを費やさなければならないこの不条理、今の政(まつりごと)をしている方々に聞かせたいとも思った。

 昨日は 7,849歩


月下美人開花ショー

2020年10月22日 | うんちく・小ネタ

 遅遅として進まなかった月下美人の開花、このところ2日ばかり秋の日差しに向けて鉢全体を浴びさせたことも影響しくれたのか、ようやく昨夕そのショーが観られました。

 6時頃、つぼみが膨らみ始めみるみる内に太ってきたので観察始める。8時前につぼみの先が、ポッと開き甘い気持ちよいあの香りが漂い始める。やがて花弁が動画を見るように広がり始め全開(?)となる。今朝、部屋を覗くといっぱいにあの香り、たくさんのエネルギーを使い果たした花は萎れ垂れ下がっていた。一夜の短いショー香り残して終わる。あと何輪にさいてくれるかな?

 昨日は 10,575歩