差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

サザンカ一輪

2011年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

1 庭のあちこちにスイセンの芽が元気に伸びだし、曼珠沙華の濃緑葉が目立つようになった。 今朝庭の北側にあるサザンカが一輪咲ているのに気づく。嵐雪の句に「梅一輪一輪ごとの暖かさ」と言うのがあるが、サザンカの花は一輪一輪ごとの寒さかなとでも言うべきか。間もなく霜が降りる便りも聞かれるだろう。狭い庭でも季節のうつろいを教えてくれる。狭山丘陵の紅葉も楽しみに待つこととしよう。明日から霜月である。


山モミジ三兄弟

2011年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

1 1pg三本ある山モミジの一本、早くも紅葉をはじめる。実生から生えた木である。例年トップバッターを務めるのであるが、今年は色づきが早いようだ。田舎から持ってきたB木は11月の下旬にならないと 紅葉しない。残念なのは購入したC木である。十数年になるが、古木なのに未だ綺麗に紅葉した姿を見せたことがない。一口に山モミジといっても様々である。

 京都の古刹の庭園を彩るモミジたちは見事であるが、聞くところによると綺麗に紅葉する木々だけを選んで移植するという。我が家のモミジたちを見ていると納得である。


除染?

2011年10月29日 | 日記・エッセイ・コラム

1 放射能の除染対策やホットスポットが見つかるなどと連日報道されている。我が家でも如何ほどの効果があるかどうかわからないが除染対策を試みる。手始めに雨水が溜まる池の掃除、そして庭の除草や落ち葉の整理等をした。今日は、玄関や門付近の高圧洗浄などをし考えられること一通り済ませた。

 五感では測り知れない放射能対策何時まで続くのだろうか。私どもの世代はともかく子や孫の、、。秋の深まりを肌で感じながらそう思うのである。


ナツハゼの実

2011年10月28日 | 日記・エッセイ・コラム

1 早くも紅葉始めたナツハゼ、今年はたくさん実をつけてくれた。この実を見ると野山を駆け巡り、摘み取って食べた幼馴染の友たちをその味とともに思い出す。彼らの多くが旅立ってしまったが、、。2,3こ摘まみ感傷。

秋の野山では栗、アケビ、山ブドウ、サルナシ、ヤマガ、マツフサ(田舎でしか使わない名)など沢山実ったし、野猿のごとくおやつとしてよく食べたものである。今の子達は、田舎でも見向きもしないという。


1本のリンドウ

2011年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

1 10年ほど前、購入した鉢植えのリンドウ次の年から咲かないので地植えにしてみたところ年々株が小さくなりしかも咲かない。諦めていたところ、今年一本だけ伸びて3つの花芽をつけてくれた。今日その中に一輪がようやく咲いてくれた。感激!

 リンドウはアサガオなどと違って夜は閉じるが何日も咲いてくれるからあり難い。小さい花芽が咲くまで待っててくれるかな今の花が、、?


アサガオ3兄弟

2011年10月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc00160 天気予報によると今日は木枯らし一号が訪れると言う。確かに気温がだいぶ下がってきた。そうした中、庭に隅でアサガオが弱々しく咲いている。

 皆同じサイズの花をつけるのだがブルーや青の花は、やむにやまれずお付き合いして咲いたように見える。我々人間様社会でも、こうした風景ないわけでもない。誰かが気配りしなくては、、、。ちょっと飛躍かな?


七つの子

2011年10月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc00155 庭の甘柿、残り少なくなった。日々捥いで食べ、数えてみると七個になってしまった。もっともまだ7つあると見るか、もう7つしかないと見るかでだいぶ違うのだが、少なくなると何か貴重品に見えてくるから不思議である。しばらく眺めて楽しもう。

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 ところで「7」という数に纏わる言葉、慣用句たくさんあるが、即10以上上げらればボケてない証拠のなるそうだ。上げて見よう。七曲がり、七転八倒七転び八起き七福神、、、。大丈夫だ!!


秋刀魚の味

2011年10月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Aaaa  昨日は老人会の映画鑑賞会を催した。私どもの世代は、今流行のテンポの速い映画は適さない。従って懐メロなってしまう。今回は昭和の名作「秋刀魚の味」を観る。やはり名画はいい。皆に感動をしてもらうことが出来た。暮れには「細雪」との声、今から楽しみにしている様子を伺い、この映画会も定着してきた。ひとりテレビの前で鑑賞するよりも、同世代にしか判らない感じ方、囁きや笑いを共有することによってより大きな感動が生まれるものである。

 ところでプロジェクターやスクリーン息子が買ってくれたので気軽に会を催すことが出来助かる。感謝。以前はレンタルしたり模造紙をはったりしていた。


百舌鳥の高鳴き

2011年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム

1 百舌鳥が朝早くから縄張り宣言のため、テレビアンテナ等高いところ、あちこちで鳴き出した。今朝は我が家のアナログ用のアンテナ(未だ片付けない)で鳴いてくれた。いわゆる「百舌鳥の高鳴き」である。故郷では、この声を聴くと寒い冬に向かうんだなと淋しい気持ちになったものである。

温暖化の近頃では、百舌鳥の高鳴きと寒さが結びつかないかもしれない田舎でも、、。コガラシギボウシ今朝2輪咲いてくれた。


コガラシギボウシ

2011年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム

1_2  ギボウシの仲間4種ほど楽しんでいるが、秋の深まりとともに咲くコガラシギボウシ昨日ようやく咲いてくれた。葉が細葉でねじれているので他の種と違って垂れ下がらない。鉢植えで鑑賞するのに適している。次々と咲く花、翌日には萎れるようだ。山野草愛好家のUさんに春いただいたものである。あと4輪ほど楽しめそうだ。株が増えたら分けて地植えにも挑戦してみよう。