私は、鉢に植えられた黒松です。年齢は確かなことはわかりませんが、ご主人さまと群馬県迦葉山弥勒寺境内で出会い、この地に連れてこられてから40数年経っているので8,90歳にはなっていると思います。
当初は、やたらと針金で巻かれ理想の形にしようとされたようですが窮屈でとても嫌でした。ここ10年ほどは満足な樹形になったと思われたのか、それともあきらめたのか針金から解放されそれなりに愉しんでいます。同期の仲間では、立派な黒松になっている者もあると噂の便りで耳にしていますが、自分では可愛がってくれるので満足しています。
ただ、気まぐれでせっかちなご主人様、ほんとうは秋から冬にかけて葉揉みをするのですが、今朝思い立ったようにされてしまいました。さっぱりしましたが、もうしばらく古い葉で守ってほしかったと思います。まあ、陽当たりもよくなったので新芽をすくすく伸ばしていこうと思っています。
ご主人様は、作業しながら根元に生えたキノコを見つけ匂いを嗅ぎながら「もしや! マツタケ??」と思われたようです。大きくなったらまたアップしてくれることでしょう。
昨日は 11,425歩