差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

桑の実

2020年05月31日 | うんちく・小ネタ

♬ 山の畑の 桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか(いつの日か)

これは、国民的愛唱歌の一つ「赤とんぼ」の一節である。

 近頃は、養蚕産業の衰退とともにその桑畑や桑を目にすることも少なくなったが、アップしたのは食べごろの実をたくさんつけたウォーキング道沿いの一本の桑の木である。子供のころを想い出し早速摘んで懐かしい甘味を味わう。そういう体験がないのか行き交う人々は奇妙な顔をして通り過ぎていく、、。

 桑の実には、小豆だいのものから赤子の拳ほどの大きなもの(モウソウクワ)まで様々あった。それぞれの木の食べごろを情報交換しよく出かけたものである。

 広々とした桑の海、もう目にすることはできないだろう。それにしても、露風の赤とんぼと桑の実、時期的にはどうなのだろう。子供のころの体験からして結びつかないのだが、、、。

 昨日は 11,279歩

 


アジサイの季節

2020年05月30日 | うんちく・小ネタ

 裏庭のアジサイたち今朝見たら5株ほど花芽をつけている。ここのところ生い茂れど咲かない年が多かったが、珍しいことである。剪定の時期が良かったのかな。5株ともそれそれ違う花をつけてくれるので楽しみである。

 アップしたのは、鉢植えで愉しんでいる小ぶりのアジサイたちである。花付きはいまいちだが載せてみた。仲間の甘茶も間もなく咲きそう。

 間もなく6月、梅雨にふさわしいアジサイの季節がやってくるか。

 昨日は 11,538歩


ナワシログミ

2020年05月29日 | うんちく・小ネタ

 実家には、子供のころ二人でも抱えきれないほどの苗代グミの大木があった。おそらく何代にもわたって眺めた木であろう。それが、田舎でもバスが通るようになり折り返し地となった我が家では、駐車場にするため伐採してしまった。あの大木、惜しいことをしたものである、、、。

 ところで、鉢植えのナワシログミ今年も紅く熟したのでアップしてみた。摘まんでみるとあの甘渋い懐かしい味がする。暫し、あの大木に登りたわわに実り紅く熟れるころ麦わら帽子にいっぱいに摘んだ遠い昔を想い出した。

 昨日は 10,790歩

 

 

 


ド根性サツキ

2020年05月28日 | うんちく・小ネタ

 長い間のサツキとの付き合いで、これまで枯死させてしまった木は少なくない。そうした中でカミキリ虫の仲間が幹を食害し半分ほど枯れてしまったのを手厚い看護で復活させた木は愛おしい。

 アップしたサツキは、その例で幹の姿が痛々しい。それでもたくさんの花をつけ今年も頑張ってくれたド根性サツキとでもいうべきか。

 通の仲間では「枯れが趣があっていいな」などというがサツキにしてみれば必死に生きようとしているのではないだろうか、、、。

 可愛がっていこう!!

 昨日は 10,636歩

 


サツキの咲き分け

2020年05月27日 | うんちく・小ネタ

 サツキ栽培家は、多様の品種を次から次へと創り出し今や何千種あるといわれている。アップしたのは先祖の遺伝子を引き継ぎ5種ほど咲き分けている小ぶりのサツキである。

 サツキは、今や満開というところか。一部では早くも萎えてしまった花もあるがそうした花を豆にやらないと実をつけ来年の花付きが悪くなる。数ある鉢の様子を見ながら花柄摘みに忙しい毎朝である。

 無心のそうした作業をすることもまた愉しではあるが、、、。

 コロナ禍で出歩くことも儘ならない。皆ストレスを抱えているようだ。昨夕、雨の中ウォーキングに出かける。出会う知人との暫しの会話から、、、。

 昨日は 8,042歩


ムシトリナデシコ

2020年05月26日 | うんちく・小ネタ

 種を蒔いたわけでもないが、こぼれ種で毎年花を咲かせる懐かしいムシトリナデシコをアップしてみた。子供のころどこの家の庭に咲いていたものである。なぜかこの花を咲き始めると五月蠅いハエや蚊の発生と結びついて想い出す。

 郷里では、どこの家でも家畜を飼っていた。曲がり屋ではなかったが、人様も牛馬も隣り合わせのような家屋であったためハエの発生で悩まされたものである。当時は当たり前の生活であったが、今から見ると誠に非衛生的な暮らしをしていたものである。

 ハエトリ紙やカラス製のハエとり器は必需品であった。今も売っているのだろうか。

 庭仕事も今が一番作業しやすい。だが、そろそろ蚊の発生する時期となる。その準備をしなくては、、、。

 昨日は 10,184歩

 

 


松林の再生

2020年05月25日 | うんちく・小ネタ

 この地に移り住んで40数年経つが、当時は大きな風雪を感じる大木のアカマツ林があり晩春のころは春ゼミが鳴くという自然豊かなところで会った。ところが松くい虫が運ぶというマツノザイセンチュウの被害で赤松は軒並み枯れてしまった。当然春ゼミもいなくなってしまった。

 今公園関係者の手で春ゼミの復活を願いアカマツ林の再生事業が行われいている。幼い苗を見つけてはテープをつけてその成長を見守っている。ところが不心得者がおり、幹の半分ほど鋭い刃物で切ったり、新葉を折ったりしていた。

 アップしたのは、切られた幹に副え木をして切り傷を保護してやった画像である。昨日その後の様子を見に行くと木自身が腐食を防ぐため松脂を出し守っていた。新葉も前回より30cmほど伸びていたので一安心、、。この地に移り住んで見た松の木のようになるには4,50年かかるだろう。4,50年は無理だが10年ぐらいは眺めていたいものである。

 注,副え木は銅で縛っているので幹の成長には害はない。2,3年したら解いてやろう。

 昨日は 10,335歩

 


カミキリムシの仕業か?

2020年05月24日 | うんちく・小ネタ

 実生のヤマモミジ、例年きれいに紅葉し愉しんできたが、今年はどうしたわけか一方の枝が元気がない。枝先は黄葉し始めている??。

 さてはと樹木医よろしく原因究明と取り掛かる。幹の下の方は青々としているそうした茂みを取り除くとアップしたように幹回りの三分の二ほど虫害にあっていた。憎きカミキリムシの仕業らしい。探したがすでに姿がない。食べ残した木くずのみである。

 早速幹回りを清掃し、虫穴にキンチョウルEを散布する。養分を三分の一でつなぐもみじの生命力を信じ、しばらく見守ろう。木に謝りつつ、、、。

 昨日は 10,272歩 


サツキの取り木

2020年05月23日 | うんちく・小ネタ

 サツキ愛好家では、いろいろな方法で殖やして楽しむのもその一つである。アップしたのは根上り仕立てで愉しんでいる木であるが、枝ぶりで不要なという枝の取り木に初挑戦しているところの画像である。

 幹回りをぐるっと剥ぎミズゴケで包み発根を促している最中である。秋ごろか、来春しっかりと根が出ていれば切り離すことにしている。成功を今から楽しみにしているところである。

 花は小ぶりだが輝くような紅色で雨にも強い品種で成功したら愛好家にプレゼントしようか。なお、左下の鉢は数年前挿し木で殖やしたものである。

 さてさて、今日は町内一斉清掃日である。心を一つにして町内の美観地区となるよう作業することは愉しいものである。空き家の分も頑張ろう、、、。

 昨日は 10,370歩

 

 


柏葉

2020年05月22日 | うんちく・小ネタ

 子供のころ、男の節句(旧暦)が来るとどこの家でも、餡を入れたものや味噌餡を包んだ柏餅などを作ってくれたものである。柏葉の準備は、子供たちが山から摘んで用意したものである。

 母から「かっしゃっぱ採ってこい」と言われると友を誘って一本山毛欅近くの山まで出かけた。柏の木は近くになかったので、それはそれは遠足気分、子供たちにとっては初夏の愉しい行事であり今となっては懐かしい想い出である。

 その柏葉、裏庭に植えてあるが新緑が美しいのでアップしてみた。以前この葉を使って柏餅を作ったことがあるが、このところ利用してない。手間暇かけて創るよりもスーパーで求めることが、、、。

 古より伝わってきた数々の伝統の食文化も、今やスーパーやコンビニ任せ、、柏葉を眺めながら何か寂しいような気分となる。

 昨日は 10,112歩