凡才にして俳句の世界も詳しく無いが、朝顔の季語は秋と言うことになると言う。暦からしてずれているようにも思えるが、季語は旧暦で決められているからと言う。
しかし、旧暦とは関係無く我が家のこぼれ種で芽を出した朝顔たちは、秋の季語にふさわしく今から本番というか花芽をつけ始めている。涼しくなって咲く花は、夕刻まで萎えることなく咲いてくれるので愛おしい、時には翌日まで開いているのもある。そんな花を見ると秋の季語というのも納得する。我が家にしては、早咲きの一輪をアップしてみる。
ところで好きな句の一つに「朝顔や つるべとられて もらい水」というのがある。子供の頃の井戸は、近くに柱を立て竿を天秤状にして一方につるべ、反対側に石をくくりつけてバランスを取り井戸水をくみ上げる仕組みだったということから、、、。
【語り部】78年前に敗戦し、戦後の大きな変化とあの苦難に充ちた生活などの日々を爺史の記録として思い起こし、しばらくは記してみよう。
新しい歴史学習 5年生になると国民学校から新制小学校となり、歴史学習も兄たちの習ったものとは全く違った「くにのあゆみ」という教科書が配られた。そこには天皇や神話の世界はすべてなくなっていた。貝塚や石器や土器のことが歴史勉強の始まりとなった事を覚えている。
因みに、ほとんど記憶にはないが、調べてみると「くにのあゆみ」下巻には、昭和21年1月の詔書より引用して
「 天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本國民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニ非ズ」という天皇陛下のお言葉が載っている。(復刻版より引用)下巻は、配られた記憶が無いが、、、?