差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

これも時代の要請か

2013年05月31日 | 田舎の思い出

 90歳で旅立った義姉の葬儀で慌ただしい帰省(一泊二日)となる。田舎では、葬儀の仕方もすっかり変わり、嘗て屋敷周りの人々が協力してそれを仕切り自宅で弔らっていたが。今は大手業者に一切をお任せ執り行っていた。これも時代の要請か。

 そうした中においても、地域の互助の精神は温存され、都会では得られない温かみがあった。地域社会の絆は健在である。

 


ホタルブクロ

2013年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

1_2 白や紫のホタルブクロ咲き始めた。この花を見ると田舎の田植えをしたばかりの水田の畔に咲いている光景を想い出す。畔に腰を下ろし、ハチが中に入って蜜を吸っている様など見ていた遠い自分を、、、花バチが入ったのを見届けて袋をふさぎ弄んだ幼き日を、、、。 郷愁を誘う山野草の一つである。季節ひと月遅れの故郷では、まだ咲いていないだろうな。

 早くも梅雨入り宣言、雨に打たれて咲くホタルブクロもまた風情がある。


咲き分け

2013年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

1サツキの花も今盛なりということかな。小さいながらも盛り上がるように咲いてくれた暁天(という品種とおもうが、、)、今年もきれいに咲き分けしてくれた。この種は交配して作り出した名残である。

 プロは、樹形を考え、蕾のうちに咲き具合を予想し摘蕾し、こんなに盛り上がるようには咲かせない。これもあれもと愛おしくなり摘むことができない、、


涙が出たよ、、

2013年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

1  過日の兄の米寿を記念した兄弟会の旅、その記録を動画も含めてDVDに編集し届けたところ、視聴した郡山の兄から「涙が出たよ、、」との電話があった。

 70年も前のセピア色の写真や今はすっかり変わってしまたが昔の屋敷の写真に「働き者の父母には9人もの子宝に恵まれ、、、屋敷周りを走り回ったり、喧嘩をしたりとそれはそれは賑やかでした。それを父母は慈悲の心で眺めていました、、、」などの字幕をオーバーレイし「追憶」の曲を入れて編集したものである。やや情緒的だったかな。

 平均年齢80歳以上、貴重な時間大切にしなくてはと、、、。


サツキを愉しむ

2013年05月27日 | インポート

1サツキ同好の士と語り合うことが、そのシーズンでもあるので多くなってきた。もっぱら樹姿を第一に考えている方もあれば、花のつき具合を気にする方などその楽しみ方も様々である。
写真の大盃(と思っているが、、)は、プロの言わせると花つきはまあまあだが、左の中ほどの枝が欠けバランスが良くないという。プロはそれを補正する技をもっているので学びたいと思ってはいるが、、。

 ところで昨日の映画会予想以上に鑑賞者が集まり、感動の拍手を頂いた。次回の企画に意欲を新たにする。


立てば芍薬、、

2013年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

1「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」ということわざがあるが、花の咲く順序は、牡丹、芍薬、百合の花である。

 その芍薬、今年も一輪だけ咲いてくれた。葉はうどん粉病で痛めつけられているにも拘らず咲いてくれたのでうれしい。一見牡丹の花となんら変わらないのは同じ仲間からであろう。

 さて、今日は映画会、鑑賞後の語らいが愉しみである。


町内の碁仇

2013年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム

1_2昨日は、歩け歩け大会の健脚コースに参加し、その後M氏宅に招かれ碁を愉しむ。カド番まで追い込んでいたので昇格を狙い対局した。しかし、別にM氏の御持て成しに配慮したわけではないがが、惨憺たる成績、まあこういう時もアラアナーの心境になるまで多少の時間がかかった。まだまだ、小者だな。

 カルミアの花、金平糖のような蕾から5角形の花は咲きだした。

 


セッコクランの香り

2013年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

1 木株にミズゴケでしばりつけて育てたセッコクラン一斉に咲きだした。いい香りを放っている。増やしてはプレゼントしている。
同好の方で大株を育てているのを見せてもらったが、相当の年数がかかるという。なんでもそうだが見事な作品は促成できない、、、。

 また、品種が多く雅な名をつけて売っているが、あれもこれもと欲しがっても切りがない。


旅のお誘い

2013年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

1「マチュピチュやイグアスの滝を見に行かないか」同じ高齢者の仲間(寮生時代からの旧友)から昨日、旅の誘いがあった。聞けば半月にわたる行程とのこと、彼は元気いっぱいである。暫らく躊躇したが、期待に応えられそうにないな。

 嘗て、やれイタリア紀行だのロマンチック街道への旅だのラスベガスや万里長城・西安と何かに憑りつかれたように旅をした時であったら即座にOKしただろうに、、、。

 そういえば、パスポート最後に使ったのはいつだろう。

 


今が満開

2013年05月22日 | インポート

1植え替え、剪定、消毒、水やりと手間のかかるサツキ、今が一番見頃かな。その花の一部を小さな池の水面に浮かべてみた。こうしてみると大小さまざまな形、色どりと実に変化に富んでいる。その品種がどのくらいあるのか定かではないが、今も新しい品種が作られているという。求めても切りがない。

 サツキ歴40数年、花の期が一番愉しい時でもある。