差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

甘味料として甘茶を、、、

2024年05月31日 | うんちく・小ネタ

 気にしていた台風1号も熱帯性低気圧となり、今のところ風もないので盆栽棚の鉢も大丈夫だ。この地では昨夜から雨となる。スマホには豪雨予報が表示されているが、激しくなるのであろうか。

 今日は、ヤマアジサイの仲間甘茶をアップしてみた。雨に似合う花と言えばアジサイと言われるようにこの花も雨が大歓迎である。サツキなどと違って花が痛むこともない。むしろ濡れている方が風情がある。

 甘茶と言えば子供の頃、砂糖など甘味料に不自由していた時代に良く煎じて飲んだものである。やがてサッカリンやズルチンなどの人工甘味料が出回ったが、、、、こんなことを知る人々もすくなくなってしまった。花を愛でながらそんなことを回想する爺である。


いずれ菖蒲か杜若

2024年05月30日 | うんちく・小ネタ

 ミニ池の端に植えてある杜若、早朝散歩に出かける時は蕾だったが、帰って観ていると見る見る内に開きアップしたように綺麗に咲いてくれた。姿形はアヤメに似ているが、咲く時期にずれがある。

 いずれアヤメかカキツバタといわれるそのアヤメたちは咲き終わり、これからカキツバタやハナショウブが本番を迎える。ミニ湿地に植えてあるハナショウブも花茎を延ばし始めてきた。間もなくいアップできそうである。

 ところで、「いずれ菖蒲か杜若」という慣用句を生んだのはどなた様の由来かと調べてみたら、平安時代の源頼政が詠まれた歌にあると言う。古人も美女の品定めに迷ったということか。

 


梅の収穫

2024年05月29日 | うんちく・小ネタ

 道路両面に這わせた懸崖作りの梅たち、そろそろ収穫期を知らせるかのように一つまたひとつと落下し道路に転がるようになってきた。

 梅干しや梅酒用に収穫してもとてもすべては抱えきれないので、例年収穫は街の梅もぎ部隊に差し上げているが、その様を伝えたところ今日来てくれるという。今年は何十㎏となるか、、、。

 


サツキも盛りが過ぎて、、、

2024年05月28日 | うんちく・小ネタ

 一年に渡って世話してきたサツキたち、それに報いるように綺麗に咲いてくれたが、そろそろ花は萎える時期となる。仲間内でもっとも遅く咲く木をアップする。華宝という種の古木である。大輪・波打ち咲きで白い花が中心だが、数が少ないが紫紅色の絞りの花も見られる。

 これから花がら摘みや樹形を考えての剪定や植え替えと花後の世話も結構忙しくなる。まあ、愉しみながら取り組んでいこう。それと消毒もある。憎きグンバエムシ、駆除しても駆除してもやってくる。蝕害で葉が見苦しくなるので怠りなく、、、と。

 


サザンカの段作り

2024年05月27日 | うんちく・小ネタ

 息子の七五三でのお祝い金で求めた記念樹サザンカ、長いことそれまでは円錐形として愉しんできたが、それを改めて段作りして5年目(?)となるか。今年も元気よく繁茂してブドウ棚まで延びてきたので花芽が出来る前の今が適期で昨日刈り込んでみる。

 斜形となっているこの木は、前の家の庭から移植した当時幹周りがカミキリムシの蝕害にあった影響のためである。だが、樹勢回復しあれから50有余年となる。今年も秋にはたくさん花をつけてくれることだろう。


アジサイの季節

2024年05月26日 | うんちく・小ネタ

 沖縄方面は梅雨入りしたという。いよいよその雨に強いアジサイの季節となるか。狭い庭にそのアジサイ数種植えて愉しんでいるが、今年は剪定時期の謝りで花芽の数、昨年に比べて極端に少ないのが残念である。

 アップしたのは鉢植えで愉しんでいるミニアジサイの仲間の大中小の3種3鉢です。その一つ、中ほどの木が早々と咲いてくれたのである。それぞれ名が付いていたのだが、忘却の彼方、、、。 これらは、今咲いている甘茶などと同じくヤマアジサイの仲間である。

 地植えしてあるガクアジサイも間もなく咲いてくれることだろう。

  注 ガクアジサイとヤマアジサイの違いは、ネットで、、


ナツグミの想い出

2024年05月25日 | うんちく・小ネタ

 鉢植えのナツグミ赤く熟れたのでアップしてみた。

 よく熟した実は甘く故郷の想いがする。というのは、実家の門口には、大人が一抱えもあろうかという大きなナツグミの木があってよく食べたからである。高いところまで上って麦わら帽子を籠代わりにしてたくさん摘んだものである。

 あの大木今は無い。一寒村にもモータリゼイションの波が押し寄せ、路線バスまで来るようになり、実家の庭は折り返し用の駐車場として利用することとなり伐採されてしまったのである。

 その路線バスは日に何本かあったのだが、今は朝に始発・夕刻に到着と1本のみとなってしまった。これも過疎化のためであリ、遠きにありて寂しい思いをする爺である。今日のブログは、脱線気味か、、、、 

 


ナラ枯れ病でなくて、、、

2024年05月24日 | うんちく・小ネタ

 ナラ枯れ病で大方枯死し伐採されたこともあるが、一時ほどその勢いが無くなった。と思っていたが、昨日近くの車道と遊歩道の島に生えていた幹周り2mほどもあろうかという大木が伐採されていた。

 アップしたのは、その切り株で中心が空洞になっている。こちらはナラがれ病に侵されることも無かったが樹齢を重ね枯れ枝が目立つようになった老樹、危険樹木と言うことで伐採されたと言うことか。

 さてさて、今日も暑くなると言う。その場として場として木陰を作ってくれた遊歩道沿いに大木が、ナラ枯れ病や老樹ということで姿を消していく、、、これも生々流転ということか。


卯の花?

2024年05月23日 | うんちく・小ネタ

 枝垂れ桜の根元の草むらで白い花が咲いている。ウツギ(?)の仲間であろうか。花が咲いて初めて気がついたのだが、どうしてここに、、、?? 頂いた木であろうか、それとも挿し木したものであろうかと想い出すのだが、惚け進行中ではっきりしない。これも老人力のなせる技か。

 まあ、どうでもいいこの純白の花を愛でて愉しもう。ところで、旧暦の4月(つまり卯月)の頃に咲く「卯の花」とはウツギの花の別の言い方という。アップしたのも卯の花ということか。

 文部省唱歌 ♫ 卯の花 匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて、、、がある。卯の花は匂わないので、匂う垣根とは別の意味で使われているのであるがアップした花も香りはしない。

 今朝もホトトギスが、けたたましく鳴いて都の里山公園の方から多摩湖の方へ飛んでいった。夏は近いぞ!!

 

 何時の観てくれているKさんから「バイカウツギでしょう」ともメールあり、ありがとうございます。それにしても早い !!9時1分


老木なれど、、、

2024年05月22日 | うんちく・小ネタ

 幹の半分ほどガレが入ってしまったサツキ真如の月、今年も元気にたくさん花をつけてくれたので再びアップしてみる。この木は、一時虫害にあい瀕死の状態となり枯れかかってしまったので懸命に介護しここまで回復したのである。

 今年は、幹の中程に芽を出してくれたので新たな枝を作ろうと考えている。我が家のサツキたちでは、もっとも大きな花をつける種である。病んだ老木なれどこれからも励ましながら共に歩んでいこう!!と己を顧みて思う爺である。