十条の町歩きの続きです。昭和の時代を思わせる古い酒屋がありました。
普通のモルタルの一軒家ですが、正面だけは四角い西洋風(?)になっています。
これは昭和の中ごろに流行した様式ですね。四角いほうがカッコいい?
住宅街を歩いていたら、教会がありました。通っている信者はどれくらいいるの
だろうか。だいぶこじんまりしていますね。
おうっ?正面の白い壁の向こうには、昔ながらの古い日本式家屋が見えているでは
ないか。内部は畳の部屋なのかなー。かなり無理矢理西洋風にしていますねェ。
東へ向かうと、すぐに京浜東北線やら東北線の線路。ここは埼京線と山手線に
はさまれた狭い三角地帯。「山の手」という言葉が示す通り、少し高いところに
あって、それを下ると「下町」なのです。
高架線は上越やら東北やらの新幹線。王子ではその下を都電(路面電車)が
走っているのです。私は子供の頃、都電の線路の上に硬貨を置いて、電車に
踏ませて平べったくして遊んだことがあります。いけませんなあ。
坂を下りると密集した古いアパートがひしめきあっていました。
うしろを振り返ると、山の上には見晴らしの良いところに建物が並んでいます。
そりゃ~どうせ住むなら上のほうがいいけどねェ~。値段はどれくらい違うんだ?
線路の脇に出てきました。京浜東北線が走っています。上には新幹線。ここの
線路には湘南新宿ライン、宇都宮線、東北本線、高崎線などが通ります。
おお、踏切があるではないか。こりゃー滅多に開かないでしょう~~w
京浜東北線だけでも3分おきくらいの頻度でしょ?それが上下線。これだけ広いので、
電車が近づいてきたら、まだかなり遠くなのに遮断機が下り始めます。
なのでほぼ一日中カンカン鳴っているだろう。この近くに住んでいる人って…w
それがね、突然開いたのですよ!なので別に渡ろうとは思っていなかったのだけど、
渡りました。真ん中で線路の写真を撮る。こりゃあ滅多にないシャッターチャンスだよ!
なかなか通れないところなんだから。何秒も経ってないのに、パチッとやったら
早速警報が鳴り始めました。