さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

十条の店さまざま

2015年11月16日 | 関東甲信越



駅から商店街に入ってすぐ近くに、こんな昭和を思わせる食堂がありました。和食と
洋食の両方をやっているのがいいですね~。こういうところは、昼間っから酒が飲める
のです。



蝋で作った昔のディスプレイ。右下のチキンライス、型にちゃんと入れて出てくる
のかなー。ちなみに「チキン」ではなく、「ケチャップ・ライス」にすべきだよなあ。



アーケードが終わると、このように「富士見銀座」という表示がありました。
「富士見」というのも「銀座」というのも基本中の基本ですよねェ。うーむ
王道を行ってるぜ。



ナイス掘っ立て小屋的なつくり。こういうのスキ^^



さてさて、駅の近くには、こんな古式ゆかしき昭和な喫茶店がありました。



なかは意外と広い。しかもガラガラ。これくらいゆったりしていると、遠慮なく煙草が
吸えていい。喫茶店や居酒屋というのは煙草がつきものなんですが、最近は吸わない
人も多いし、狭い空間だと煙が充満して嫌がられるような気がするので、遠慮せざるを
得ない気がしたりするのですー。



たしか「ルシアン・コーヒー」だったか。ちょっと甘くてクリームがのっております。
ここは店名のSwingなど全然してない雰囲気のおばさんというかおばーさんひとりで
やっており、「これなんですか?」と聞いたらテキトーな説明をしてくれたので、
とにかく注文してみたんです。ひと口のんだら、そのおばさんがこちらを見て
「おいしいでしょ^^」とにっこりしたのでした(^益^;

  
さて十条でよく知られた有名店、「斎藤酒場」にやってきました。3人の割烹着を
着たベテランのおばさま達が切り盛りする、古い雰囲気の有名店です。5時の
開店時には、すでに行列ができるほどです。

確かに内装は昭和初期のままのレトロな感じで、値段も安いし、最近の居酒屋ブーム
で人気なのはわかります。しかしねー、すんごく詰め込むだけ詰め込むのです。狭い
カウンターのようなテーブルに相席で向かい合わせのギュウ詰め。全然雰囲気を
味わうような環境ではありませんねー。客が来るんだからしかたありませんが、ちと
おごった空気を感じたので、早々に出てきたのでした。いろんな人とくっついて
和気あいあいとなれる?そんな余裕もないほどだってw

本屋で、居酒屋に関するエッセイで有名な太田和彦の本を立ち読みしました。
するとこの店を絶賛していました。他にも私が行ったことのある居酒屋も数件出て
いました。もちろん好みもあるし、時間帯によっても雰囲気は大きく変わります。
でも、いくつかは「ここそんなにほめるか?」でした。そこで気づいた。
そーです。ほめて、すんげーよかったー!という以外に、書きようがないでしょ。
「行ってみたけどいまいちだった」なんて書いたって売れないし。さらに、
特に古いとか特別な料理があるとか以外に、別に特徴がないけれどイイ感じ、なんて
ところも取り上げないよねえ。



んで線路をまたいだ向こう側の居酒屋で仕切り直し。



こっちもレトロな雰囲気でした。しかもそれほど混み合ってなく、楽しくリラックス
できる店でした(^益^)b



ホッピーを注文したら、こんな大ジョッキ!

ようやくイイ感じになってきたなー、と思っていたら、先ほどのギュウ詰めの
カウンターに座っていたカップルが入ってきて、すぐ向こうに座ったのでした。
考えることは同じかw(^益^)w