さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

仁万を歩く

2017年02月01日 | 山陰・北陸日本海



サンドミュージアムを見たあとは、駅までブラブラ歩きます。例によって歩行者は
皆無。いつからこんな国になったのでしょうね。日本中の人々が、車とスマホの維持に
毎月何万円も消費して、「金がない」と「やや貧困」な気分になっている。車と
スマホ(電話、コンピュータ、カメラ)を持っていて「貧困」はない気がするが、
それは気持ちの問題ですからね。



巨大なスーパーがありました。駐車場の広さが印象的。ここが車で一杯になること
あるの?店をもう少し前にもってきたほうがいいような?



中を見てみたら、おお!右が雑貨&食料品。左が衣料品。空間が広い。



山陰本線を渡るとき、遮断機が下りた!滅多に来ないのになあ!!!
おお、踏切の標識が昔なつかしい汽車ポッポのマークじゃないかぁ。



ホレホレ。ん? 安倍シンゾーの修正写真。「この道を力強く前へ」?
自分の政権を維持するためという、日本国民にとって実に些末な目的のために、
国の借金を取り返しのつかないほどに増やしていくという道をか?
一部の利権団体と結託して、地球全体にとって取り返しのつかなくなるような
原発を推進するという道をか?

私はそれほど反安倍ではありません。むしろ批判すべきは支持者でしょう。
この人を総理大臣に、と選んでいる人のほうが、責任あるとも言えましょう。
さらに、この安倍さんという人は、「借金を増やしてもいいのだ」とか「原発が
国民のためになる」という信念を持っているようには思えません。なので、
国民が責任をもってNOと表明すれば、わりとホイホイそれになびくような
人だと思うのです。



2両編成の電車が通過してゆきました。



地方には写真屋が残っています。いかにも地元の人の、結婚式や七五三などで
嬉しそうな写真が飾ってあったりするんですよね。



おおお、こちらのマンホールにはサンドミュージアムが描かれている!
お着物を着た女性は?

調べてみたら、「琴ヶ浜の鳴り砂と琴姫」だそうです。壇の浦の戦いのあと、
この地に流れ着いた琴姫を偲んで琴ヶ浜と呼ばれるようになったんだって。
 ~大田市上下水道部下水課 大田市HPより



というわけで仁万駅に到着。まだ1時間以上あるので、ビールでも飲めるところは
無理としても、喫茶店もないわけだ。どうする?しばらくぼうっとしていたら、
中学生の少年2人がふらりと来て、しばらくしたらいなくなりました。



川があった。人は全然いない。



おお、趣のある古い建物。つぎはぎのような造りですねェ。駅前の一等地だが、
どうやら閉店状態?



壁をよく見ると、洋品屋&雑貨屋だったようです。



時刻表より15分以上も前に電車がやってきました。「これでいいのか?」と思い
駅員に聞いてみたら、やはりそうなので乗り込む。単線だから、反対側から来るのを
待って、長く停車しているのです。2両編成で乗客はとても少ない。



各駅停車に乗ると、駅ごとにやたらに止まる。反対側から来るのを待つのである。
15分、10分、20分と停車する。この大田市という駅では、この景色を見ていたら
眠くなり、しばらく眠って「ここはどこだ?」と起きると、なんと同じ景色!



2階建てのカッコイイ列車が見えました。あんなのに乗れば、駅ごとに止まらない
のだろうなあ。あんなのをスイスイ行かせるために、各駅停車はひたすら譲る
わけなのだろうなあ。