本渡からバスに乗り、天草を横断して西海岸の下田温泉へ向かいます。ローカルバスは、
いつも乗客が俺ひとりだけ。
下田温泉に到着です。ここは800年の歴史がある温泉郷なのです。ひと通りはナイのう。
ここは西のはずれですから、夕日が水平線に沈むのが見られるのです。あとで来るぞ。
ホテルはデカイ。中にはそこそこ客がいました。みんな自家用車で来るんだよね。
旅を続ける俺ですが、ホントに公共交通機関で動いているやつは少ない。車ばっかり。
車だとスイっと移動できちゃいます。スイっと動いちゃうと、あれもこれも見落とし
ます。効率よく動いて持て余す時間がないと、観察する時間がなくなります。そして
持て余す同士ゆえに始まる会話の機会が得られませんぞ。
ホテルの入口には、おお、ポルトガル。南蛮渡来の地ですからねェ。
部屋にはポルトガルワインのメニューがあり、おおっ!「エヴェル」!ポルトガルで
いろんな産地のワインを試しましたが、ドゥロのが一番美味しかった。それがこんな
天草のはずれの温泉で再会できるとは驚いた。
ネ、そんときの画像(^益^)b
しかし、4000円は少し高いな。ま、ポルトガルから天草まで持って来たんだから
しかたないか^^; 飲もうかとも思ったのですが、体調が悪くて断念w
さきち・さん、開けましょうよ。私がみんな飲んであげるから♪ なんて言ってくれる
女性もいないひとり旅。。。
風呂に入ったあと、夕暮れが近づいて海岸を歩く。まもなく日没だ。恋人がいたら
抱き寄せる時間だ。誰もいない海岸で、俺の咳の音だけが波の音と響き合う。
太陽の光は、ほとんど真横からになる。冬の北欧は、日中たまに晴れると、太陽はこんな
感じです。日が当たっても暖かさは全然感じられません。こんな太陽を見ると、その
暗い季節を思い出してしまうのですー。