さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

崎津集落

2017年10月07日 | 九州シリーズ



ここは崎津集落。昭和初期に、海産物や木材・木炭などの交易で栄えたそうです。
現在は過疎化が進んでいるのでしょうが。



暑い中を大江教会から歩いてきたので疲れていたところ、休憩所がありました。



おお、今でも人が住んでいるようにきれい。誰もいないので、なんか泥棒みたいな気分。



木賃宿や旅館が多かったそうですが、この建物もそうだったのかもしれません。



裏に出ると船着き場になっていました。その先に教会の尖塔が見えています。
旅館だったら素晴らしい立地ですね。しばらく木陰で休ませて頂きました。



崎津集落にはもちろん「隠れキリシタン」が数多くいたようです。住民の7割だとか!
古文書には「デウスを漁神として信仰し、朝夕あんめんりゆすと唱えること」なんて
書いてあるそうです。ちなみに「デウス」とはラテン語で「神」のことです。ここは
漁業の集落だったので、それを「漁神」としたほうが受け入れやすかったのでしょう。



海がきれい。なにせこちら東京湾を普段見てますからねーw



旅館「みなと屋」が崎津資料館になっておりました。実にきれいな建物です。