さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

寂しい川内の町歩き

2017年10月20日 | 九州シリーズ



川内の町は実に静か。まだ午前中だしね。寂しく感じるのは(日本の地方都市はみんな
そうですが)、以前の賑わいの名残りが感じられるからです。このアーケード商店街も、
きっと店がぎっしり並んでいたのでしょう。更地になって、通りの屋根だけが残って
おります。



ここは町でメインの通りですが、歯が抜けたようにすきまができています。ちょっと
入れ歯をする余裕もなくて「すきっ歯」のままみたいなw



こういう味わいある建物も残っておりますが。。。



急激に人口が減っているからなあ~。



川内のマンホールは凝ってるねえ。



おお、なんか古き良き大きな食堂か。



表に回ると、「食堂」の看板がとれたままになっていました。



おお、内臓専門店。「ホル汁」って、ホルモン汁ですね。むかし「ホルモン」って、
英語のhormone(生体機能の活性物質)に関係するのかな、と思っておりました。
臓物の「モツ」のことで、友人の話によると、内臓は捨てたりしたものだから、大阪弁で
「放るもん」⇒「ホルモン」になったのだ、と聞きました。しかしどうやらそれは
俗説で、やはり滋養強壮のある食物だということでhormoneから来たそうですぞ。

さて右の「バイブス」って聞いたことないけれど?ググってみたら、vibrationから
来ていて、「振動」、「い~感じ」とかいう若者言葉だとか。しかしなぜここに???



というわけで川内ともお別れ。新幹線が通って立派になった駅舎。



昨日乗ってきた肥薩オレンジ鉄道が見えます。右手に新幹線の高架線があるのですが、
こちらは裏のはじっこ、という感じですねー。



ここからはローカル線となった「鹿児島本線」に乗って伊集院という駅まで行きます。
「本線」というのにホームの屋根がとれたままだぞ。。。

背中には立派な新幹線の高架線があるのだが、これもいかがなものかとw