さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

甲府・諏訪・伊那の酒場に御挨拶

2024年01月26日 | 関東甲信越


来月から5月まで、花粉を避けて北海道にプチ移住。その前に友人と順番に酒を飲み、
いきつけの酒場にも御挨拶、そして年に何度か行く甲府・諏訪・伊那の酒場にも
行っておかないと(^益^)b このブログでは実に何度も出てくる場所ですが、まあ
季節も微妙に違うし、画像をご覧下さい^^;

例によってまずは各駅停車で甲府に向かいます。ここは「勝沼ぶどう郷」。向こうの
丘の上に「ぶどうの丘」が見えています。マンズワインやメルシャンワインにも
寄ってみたいが、徒歩ではなかなか行けない距離なんですw


左側の窓際に座れたので、ちと日差しが暑いがこっちのほうが景色がいい。ここでは
昔の駅のホームが見えるのです。


むかし使われていた頃には、あの木はなかったのか、それとも小さかったのかな?


ホームの移動と共に駅の名前も変わったわけだな。


中央線は高尾から山の間を通ってきますが、甲府が近づくと開けた盆地が広がり、
ああ来たな、という気分になります。会津もそうだよねェ。


盆地になると、ぶどう畑が続きます。近年ワイナリーがすごく増えてますよね。


そして富士山が見えるのである。


富士山は自分の住んでいる所が「正面」で、違う方向は「あっち側」とか「裏側」とか
言います。頂上付近は、きれいなプリンの形ではなく、ちょっと飛び出しているところが
ありますよね。甲府から見ると真ん中あたりなのであまり目立ちません。でも御殿場や
沼津のほうから見ると、それが右の端にあります。俺はそれがいいと思うんだけど、
甲府のバーのマスターは「あっちから見ると欠けて見えるだろ」と否定的(^益^;


前回もそうでしたが、長年通ってきた「くさ笛」はテレビの影響かとっても混むように
なってしまったので、空いている「えいじ」にしました(ちなみにこっちだって
酒場放浪記のロケがあったんですよ)。いつものように味わいのあるマスターと楽しく
話が出来ました。

そして2軒目はバー「ノア」に。ドアを開けようとすると、中からマスターの楽しそうな
声が聞こえてきた。いつもの友達とワイワイしてるのかな?と思ったら、なんと若い
お嬢さんと二人きり。こんなことはここに通い始めて初めてだぞ!?

「なんかお邪魔だったかもしれませんが・・・」と仲間入り。マスターのテンションは
いつになく高く振り切っている。なにせ美形のまだ20代。ほとんどの常連さんたちは
同世代ですからね^^; 御殿場の人だということで、いつしか富士山の話になる。
俺はどちらかというと「あっちが正面」派。だって裾野まできれいに全体が見えるじゃ
ないですか。

夕方から飲み始めて5時間を過ぎた頃、すっかり酔ってしまってリミッター解除。
甲府から見た富士山ってさ、手前の山の上にチョロッと顔を出してるじゃん。それって
しょんべんするときチャック開けて、チン〇ン出したみたいじゃね?
・・・とヲヂサン下ネタ暴発。

おねいさんは下品発言を嫌がるどころか笑い転げて椅子から落ちそうになった。そして
じゃあ御殿場から見た富士山はどうなんですか?と追撃を期待してくる様子なので、
あっちは全部丸出しだから、露天風呂で歩いてるフル〇ン!と、いま思い出すとアホ
らし過ぎて恥ずかしくなるが、そんときゃ3人で大笑いしたのでした。さすが酔っ払いw
ちなみに常に一緒に飲んでいるマスターも、遅い時間になるとベロンベロン。

いや3時間以上飲み続け話し続けたので、少しは真面目な話もしたんですよ。。。

最後にマスターは「さきち・はいつも静かに飲んでるけど、今日はどうしたんだよ!」
とか言いましたが、「それはマスターも同じ!いつも渋いダンディーな雰囲気のくせに
こんなにはじけてるのは今日初めて見ましたよ」と返してやりました。

日付の変わる頃、マスターには「またね」と挨拶し、お嬢さんとはお別れ。「今度
来るのはいつですか?」と聞かれても、「季節が変わったらふらりとね^^」と答える
しかありませんー。「それじゃあ再会できる可能性はとっても低いですね」とお別れw

旅と酒場は一期一会がつきもの。出会いと別れの想い出を重ねていくのです。。。