いよいよこの博物館のメインイベント、舎房です。細長い5つの棟が、中央の見張り所から
放射線状に伸びています。常に全部を見渡せるように造られているわけですね。
こんな長~い棟が、中央から5本、伸びているわけです。
とても破れない頑丈な造りです。
室内を覗くと、こういう感じです。例によって、トイレは丸見え。ぎっちり詰め込まれて
いるので、このトイレのすぐ横に寝るやつはやだろうねー。
こんな風にゴハンを食べていたとー。
ストーブの配置も、よおく考えられたそうです。目の前の部屋だと、ちょっといいよねえ。
浴場です。囚人の数少ない楽しみのひとつ。ただし一回に15分。
こうやって横1列になって、順番に進んで行きます。
まず最初の湯舟に3分。向こう側に出て、体を洗うのに3分。2番目の湯舟に3分、それから
出て、顔を洗うのに3分だそうです。
こうやって常に監視されています。ひとり15分、チームが流れ作業で入るわけですが、朝から
夕方まで、1日に入れるのは約200人。1000人の囚人が順番で入るのに5日間かかったと。
これも重要文化財の、「教誨堂」。
外観は和風なのに、内装はご覧の通り洋風。天井にはシャンデリアだが、正面には仏壇と
きたもんだ。こういうハコモノって、実際何かの役に立ったのですかねェ。。。
さあて、たっぷり見物しました。これからまた観光地巡りのバスに乗って、いよいよ
砕氷船に乗って流氷見物だ!
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