御薬園を見てから、街をぶらついて鶴ヶ城に向かいました。
するとこんな看護学校が廃墟になりかけておりました。つぶれちゃったの?
あとで検索してみると、数年前に募集停止になったそうです。入学者数が定員を
割り込み、校舎が古くなって大規模耐震改修工事が必要になったからだそうです。
いずれ取り壊すことになるんでしょう。安く売ってくれないかなー。
十分な広さを持った図書室、真ん中にリクライニングの椅子を置き、大きな
スピーカーを並べた音楽室、大鍋で豪快に油炒めなんてできてしまうキッチン、部屋の
真ん中にバスタブを置いた優雅な浴室には、壁に富士山の絵でも描いてもらうか。
ま、いくら建物がタダだって、こんだけ広けりゃ土地代だけですごいか^^;
この商店街は、以前は賑やかだったのか?街の繁華街が移動して、寂れてしまう
のってよくありますからねェ。
い~感じの食堂ですね。女将さんの名前が「すみれさん」なのかしら?
県立博物館の前を通りました。急ぐ旅でもなし、立ち寄ることにしました。
こないだは静岡の博物館に行ったが、どこも県立や国立だと、規模がデカイねェ。
そして人がまばらw
例によって、最初が判で押したように古代から入るのである。歴史の教科書も、いつも
こうだよねー。んでそこだけなんとなく覚えているってか。で、顔にいたずら書きすると。
クロマニヨン人を担任の顔にしたりして。
一番左が現代に近いのでしょうが、左から2番目の人って、いまもいるよね…。
なんとなくひかれるように撮影してしまいました。。。
むかしの看板ねー。こういうのって、なんか年月を感じて魅力ありますね~。
ミニチュアのお風呂みたい。左の穴に炭を入れて、お湯を沸かして手を温めた
道具です。
アームストロング砲。戊辰戦争のときに、鶴ヶ城を砲撃するのに威力を発揮したとか。
まもなく展示室は終わり。現代史はねーのかよ。大事なのがあるでしょ!
と思っていたら。。。
最後の最後にありました。東北一帯が放射能で汚染されたって地図も掲示されて
いました。
県立だけに、政治家や官僚を批判する展示には圧力がかかるでしょう。おそらくは
「政治的な主張につながるものは出すな」とか、「中立の立場で」なんてアホなことを
言うのでしょう。
「非政治的」で「中立」というのは、ある程度は努力目標としてありえますが、それを
調子よくすり替えて「権力を批判するな」という圧力にしてはいかんでしょうに。
そもそも、歴史なんてのは何を焦点にするか、それは記述する人の判断なんですよ。
(ヒ)ストーリーなんですから。ギリシャ語の語源では「尋ねてゆくこと」、「語り」
なのですから。博物館で、何を大事と考えて並べるかは誰がどうやって決めるの?
放射能の除染作業の展示の大きさ、説明のしかたを見るだけでも、何を人々に見せて
何を伝えてゆきたいかを主張しているのか、権力の構図が垣間見られるのです。
こういうところは、小学生の団体でも来ていない限り、いつも大きな「箱」が
がら~んとしているのですよね(^益^)w
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