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「雨水貯留型緑化工法」別名「マルチ緑化工法」という構造で、平時は芝生や樹木が植えられベンチのある憩い空間ですが、災害時にはその下に雨水貯留槽が埋設されており、合わせて緊急の仮設トイレや防災器具の収納なども用意されています。
浸透素材の舗装で雨水貯留槽を覆うことで、芝生や樹木は貯留槽の雨水を自然に吸い上げて維持され、大雨の時にも川へ一気に流れ込み氾濫するのを防ぎます。“マルチ”緑化工法と言われる所以は、この平時と災害時の多様なメリットにあるのです。
今回はソーラーパネルを用いた青色LEDによる街路照明の実験も行われています。これは青い照明の心理的沈静効果で安全で犯罪の少ない街づくりを考える試みです。
ところでこの場所をご紹介したのは、浸透性のある舗装材を開発・販売している会社の経営陣の一人が千里山の知人J氏だということと、千里山駅周辺開発プロジェクトでの駅前広場や街路樹などの下にも、このような防災設計を採り入れて貰えたらという理由です。