千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

千里山大正ロマン

2007-11-19 00:13:59 | 千里山ギャラリー
昨日の快晴の昼下がり、紅葉の美しい関西大学千里山キャンパスに、最終日を迎える博物館展示会「吹田を知る」を見学に行ってきました。
博物館である簡文館は、著名な建築家村野藤吾の設計によるもので、その個性的なスタイルなどで平成18年度文化庁から登録文化財の一つとして選定されています。階段を上がる踊り場の明かり窓からも、銀杏の葉の彩りが心地よく目に映ります。
もの静かな展示会場にはそれでもたくさんの人達が訪れ、それぞれのテーマで纏め上げた学生スタッフ達の説明を聞きながら、展示された物や資料・パネル、そして学生手製の飛行塔モデルなどに見入っていました。
展示内容はパンフレットにありますように、北大阪電鉄・千里山住宅地・千里山花壇・関西大学という4つのテーマ構成で、当時の世相や暮らしの様子が調査されていました。関西大学所蔵の資料なども多いのですが、学生達が直接住民の方達に聞き取りやお願いをして収集したものもあり、大変興味深く見ていくことができました。
学生グループ10人の中の一人とmixiでのメールのやりとりもあり、詳しい説明や苦労話を聞きながら労いの言葉もかけさせて頂きました。千里山のまちに学究的興味と関わりを持って下さったことに感謝しています。今後のことですがせっかくの展示内容ですので、何かWEB的な形で残して頂ければというお話もしましたので、また近いうちに「千里山.NET (街の歴史)」でもリンク紹介できるかも知れません。もの思う秋の日のひととき、我がまちの良き歴史散歩となりました。

※会場でばったりお会いしたブログ仲間の「きりん」さんも、楽しくレポートされていますので参考にご覧下さい。