どうやらコーヒーショップには立ち寄らず、千里山から電車で梅田に行き気がついたら京都方面を走っていたので、何時間もかかって引き返してきたらしいです。キップは買ったということはうっすらと覚えているようですが、別に梅田に用事があった分けでも無いし、どうもホームから外には出なかったらしいのです。
これから街が高齢化していくとそういうケースも多くなり、街なかでぼんやりしているお年寄りなどを見かけることも普通になっていくかも知れません。そんな時に少し声を掛けてあげるとか、無関心に通り過ぎるということもなく、他家のお年寄りにも気遣いをし合える街にしたいということで思いが一致しました。こういう街の雰囲気を作っていくことが、ひいては自分達がそのような立場になった時に安心だということにもなります。
またTさんはお酒屋さんで千里山の街を知りつくす御用聞きでもあり、日頃から何か事故や突然の病気になった時には、遠慮なく電話をして下さいとお得意さんにお伝えしているそうです。別に商売がらみでは無いので気軽に連絡して欲しいと‥‥。子供の安全見守り隊への取り組みのニュースは最近よく聞きますが、このように高齢者への街の優しい眼差しづくりの重要性も今後増していくのではないでしょうか?