最近のように街の変化が大きい時代には地図づくりは大変な事業でしょうし、グーグル・マップを始めとするインターネット地図や、カーナビなど他の地図媒体が普及進化してきている現状には厳しいものがある筈です。実際に踏破して調査しているのか、或は封書に見られるように間接調査を主としているのでしょうか。またいくつか広告が掲載されていますが、それだけでこの大判の地図が製作できるとは思えません。市の方で一括して購入し公民館で配布されているのでしょうか。
それはともかく、地図を眺めるには今や機能満載のネット・マップが便利とはいえ、やはり何かワクワク感があるのはこうした紙の地図の方だと思います。細い路地を指先でなぞったり、未だ通っていない道の行き先がどこに繋がるのかなど、自分の住む街の隅々まで見渡せるのはなかなか楽しいものです。
なお千里山の地図は写真の西地区のものと、阪急千里線で区切られた東地区のものに分かれています。それぞれの地区公民館で配布されていますので、紛失された方も別地区の方でも再度入手が可能です。来る桜の季節に千里山散策でも楽しもうと思われる方は、この大きな地図を家族で囲み花見コースの計画を立てるのも良いのではないでしょうか。