お昼休みにはよくコーヒーを飲みにカフェに行くのですが、前から不思議に思っていることがあります。
それはコーヒーカップの置かれる方向のことで、大抵は取っ手の部分が左側にくることが多いと思いませんか。僕は面倒ですが一度右手の方に取っ手を回し、カップを持ち上げ飲むことになります。初めの頃はウェイトレスがいい加減な方で、余りお客の立場になって考えられていないのではないかと少し不満に思っていました。でも余りにもそういうことが頻繁になると、こうするのには何か理由があって、逆に正しいマナーなのではないかと考え始めます。
日本のお茶の作法を想い浮かべますと、掌の中で3度ほど回してから、(取っ手が無いので)両手で大切そうに囲い持って仰ぎ飲みます。あれも亭主の出された茶碗の飲み口が、客の方向と合っていないのを直す所作が作法化したように感じます。客のことを想えば亭主が飲み口をそのまま向けて供しても良いと思えるのですが、わざわざその所作を要れたのはどのような理由があるのでしょうか。茶碗はお茶を飲む楽しみとともに、茶碗のデザインを愛でる風流もあります‥‥。
例えばロゴマークやエンブレムなどが付いているコーヒーカップのデザインを考える時には、僕なら飲んでいる時に絵柄が外側に向くようにします。その絵柄を初めは客に見えるように配慮すれば、確かに取っ手が左側になるようにカップは置かれます。
本当の理由は何なのでしょうか、お分かりになる方は教えて下さい。
それはコーヒーカップの置かれる方向のことで、大抵は取っ手の部分が左側にくることが多いと思いませんか。僕は面倒ですが一度右手の方に取っ手を回し、カップを持ち上げ飲むことになります。初めの頃はウェイトレスがいい加減な方で、余りお客の立場になって考えられていないのではないかと少し不満に思っていました。でも余りにもそういうことが頻繁になると、こうするのには何か理由があって、逆に正しいマナーなのではないかと考え始めます。
日本のお茶の作法を想い浮かべますと、掌の中で3度ほど回してから、(取っ手が無いので)両手で大切そうに囲い持って仰ぎ飲みます。あれも亭主の出された茶碗の飲み口が、客の方向と合っていないのを直す所作が作法化したように感じます。客のことを想えば亭主が飲み口をそのまま向けて供しても良いと思えるのですが、わざわざその所作を要れたのはどのような理由があるのでしょうか。茶碗はお茶を飲む楽しみとともに、茶碗のデザインを愛でる風流もあります‥‥。
例えばロゴマークやエンブレムなどが付いているコーヒーカップのデザインを考える時には、僕なら飲んでいる時に絵柄が外側に向くようにします。その絵柄を初めは客に見えるように配慮すれば、確かに取っ手が左側になるようにカップは置かれます。
本当の理由は何なのでしょうか、お分かりになる方は教えて下さい。