「良いアングルですネ。」と言いつつ撮影されている後ろに回り、「花撮る人」というテーマで携帯でパチリ。
「デジカメでなく、もう古くさいカメラです。」
「どちらからお見えになったのですか? 千里山にお住まいですか?」
するとニャッと微笑まれて「おタクと同じマンションに。」
「あぁ、それは失礼しました。宜しければお名前を? 僕は‥‥。」
「4FのTです。」
自動シャッターで撮影されていたので、ジーッと聞こえるその待機音が静かな駐車場の両壁に反響していました。
その後お別れして改札口の辺りを通りかかると、またタイムリーにマンションの管理人のおばさんに遭遇したので、そのことを立ち話にすると、
「Tさんは良く撮られています、お上手なようですよ。」
それならマンションのロビー空間を使って、桜の写真を披露して貰うようなプチ・イベントをして貰うのも楽しいと話し合いました。