結果は220万円にもなりましたが、それよりも番組アシスタントの女性をモデルに、そのカメラで素晴らしい白黒写真を撮影されたことに改めて驚きました。フィルムは現代の感度の良いものを使ったとはいえ、やはり凄い才能とセンスをされています。
さて、このパーツは1セット1,000円の紙製ピンホール・カメラのキットです。ピンホール・カメラはお菓子の空き箱やドロップの缶など、フタ付きのBOX状のものであれば原理的には何ででも作ることができ、その解説本もいくつか分かりやすいものが出ています。趣味的には自作するというのが正統な楽しみ方と思われますが、ピンホール写真の持つ独特な味わいの作品づくりということであれば、このような手軽な既成品もあるのです。
僕はドロップの空き缶で自作するというのも何時か挑戦したいのですが、このキットを使って“懐かしい”千里山の写真を撮ってみたいと思っています。また少し操作などに慣れてきたら、図書館などでピンホール・カメラ講座を開いて、多くの方達と一緒に千里山の撮影会でも開催できれば面白いと思っています。
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