写真は千里山西5丁目の6叉路にある道に挟まれた土手に生えたタケノコで、ころところの停滞前線の活発化により、まさに「雨後のたけのこ」の勢いで一斉に伸び始めています。竹という植物はとても繁殖力が強く、他の樹種を押しのけて勢力範囲を広げると言われています。このタケノコ群を見ていると、地面を縦横に繁茂した“根ットワーク”を想像させます。それはまた千里山の全方位に伸びる道のようでもあります。
狭い斜面ということから、この一郭はおそらく開発者の手から逃れることができ、毎年春の息吹を伝えてくれることでしょう。明日小さいものを何本か採ってきて、焼きタケノコにして食べてみようと思っています。