日曜日にMacに付属している「GarageBand」という音楽制作ソフトをいじっていたら、録音にエコーなどいろいろなエフェクト効果をかける機能があり、その中でVocal用の「Helium Breath」が結構面白くて遊べました。
「Helium Breath」と言うくらいですから、ヘリウムガスを吸ってヘンな高い声になるのかと想像し、試しにアカペラで録音しておいたオリジナル曲に掛けてみました。それが思いの外にスグレモノで、簡単に僕の声が女性の声に変わってしまいました。操作をカスタム・モードにしたところ、スライダーの設定によっては音源を低音にも、また声質を調整することもできました。僕の声がモンスターのように変わるのです。おそらく女性の声も男性風になると想われます。
以前ご紹介したマイク「うるさくないカラOK!」を使ってのイージーな記録のための音源なので、雑音などにもエフェクトが掛かりシャリシャリと粒立ってきますが、もう少し録音環境に留意すれば問題は少なくなりそうです。今回試した『Rainy』のような女性をイメージした曲のシミュレーション(デモ)には使えるのではないでしょうか。
最近ではボーカロイドという電子歌手のパソコン・ソフトが普及し、アイドルのような可愛い声でオリジナル曲を歌わせることが流行しているようですが、人の声を素材として使うのも手軽で楽しい表現の一つなのではないかと思いました。「GarageBand」で編集すれば一人デュークエイセスも可能なのでは‥‥。