千里山ブラウズ

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麦こがし

2009-07-08 00:01:57 | Weblog

 最近の夕食後のデザートで僕のお気に入りは、香ばしい麦こがしに冷たい伊右衛門緑茶です。麦こがしは子どもの頃に良く食べていたお八つの一つですが、スーパーの粉の棚にきな粉などと一緒に見つけ、懐かしくなって思わず粉黒砂糖とセットで買ってしまいました。
 麦こがし・きな粉・黒砂糖、そして粗塩を一つまみを混ぜ合わせてお湯で練り込みます。練り方が美味しさのポイントで、お湯の量が多ければ柔らかすぎて香ばしさも無くなりますし、お湯が足りなければ粉っぽさが強くなります。ぜんざいと同じように粗塩を入れると甘味が引き立つようです。すりゴマを少し加えても良いかも知れません。そば粉を混ぜるとまた違った風味になりそうです。でも結局シンプルな組み合わせが一番飽きないようにも思います。
 僕の故郷の徳島では「はったい粉」と呼ばれていましたが、その他にも香煎(こうせん)や煎り麦(いりむぎ)など多くの名前が残っているようです。
 「‥‥戦時中に食べられていた物でもある。徳川家康も好物であったとされる。あまり知られていないが、時代劇では着物や体に付着している泥や埃ははったい粉が用いられている。」とWikipedia (はったい粉)にありました。