先日、千里山駅前のコーヒー専門カフェ「CARDI'S CLUB COFFEE」で、カプチーノ・コン・ココアを頼んだ時にスタッフの女の子に聞きました。
「コン・ココアのコンてどういう意味なの?」
「すみません分かりません‥‥」
「ココア・パウダーが載っているので、オンていう意味かな?」
「‥‥何語でしょうね?」
「それはイタリア語でしょう、このお店は」
「そうですね」
帰宅してインターネットで検索したところ、1995年のサンレモ音楽祭で4位に入賞した『コン・テ・パルティロ』(昨年、イタリアを舞台にした日本映画『アマルフィ』のCMでもよく流れていました)が、イタリア語で「君とともに旅立とう」という意味だということでしたので、おそらく「~と共に」辺りではないかと想われます。
昔お初ヨーロッパ旅行をした時に、パリのレストランでは水は日本のように無料ではなく注文をしなければならず、また炭酸水(コンガス)と普通のミネラルウォーター(シンガス)があり、よく日本人はノンガスと言うのだが発音が悪くて、その結果炭酸水が来てしまうという注意を受けたのを想い出します。フランス語も同じラテン系の言葉なのでこれも「炭酸ガスと共に」という意味なのでしょうか。
ついでに協奏曲のコンチェルトも同じような意味なのではないかと想いました。
※ 写真の本は今年1月出版の作曲本です。曲の構成やメロディー作りそしてコードなど基礎的なことから、やや中級的な内容までの“教科書”としてはとても参考になります。
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