大阪からの帰り阪急千里線の電車で、千里山駅で降りずに乗り過ごしてしまうことが結構あります。後3駅目の北千里駅が終点なので、少しホームで車内で待っていると直ぐに引き返して来れるので気にせずに本を読んだりしているのですが‥‥。
今日も乗り過ごしてしまい本にも飽きたのでぼんやり車窓の紅葉(北千里)を眺めていました。千里地域の嬉しいところは街路樹や個人住宅など緑彩が豊かなことだと思いますが、千里線に沿って走る道路の桜並木も、桜の花の季節よりも秋の色着いた窓景が風情が合って僕は好きです。
引き返す時には阪急山田の紅葉も、午後の逆光の中で携帯写真は上手く撮れなかったのですが、流れる紅葉の美しさをしばし楽しむことが出来ました。
帰り着くと向かいのホームに千里山駅の紅葉が今秋も“満開”です。そして今更ながら千里山団地の50年を経た桜並木が見られなくなったことへの喪失感があります。現在、団地の解体・造成作業が進んでいる東改札口周辺ですが、また何十年かの後には美しい緑彩と紅葉が復活することを願い工事を見守るばかりです。