
その目的と意味については以前「月への招待状」という記事でも書きましたが、その後もプロジェクトは順調に進んでいることがWEBサイトを通じ発信されていました。衛星の状態は正常であることも確認されています。
放送の中では特に大きなクレーターが立体的に重なり合う、月の北極を撮影した映像が印象的でした。この付近は真横からしか太陽の光が当たらないので、陰になる部分がマイナス150度くらいになり、蒸発を免れた水が氷として封じ込められている可能性があるようです。水の中の水素は惑星ロケットの燃料としても利用されるとも解説されていました。水の存在は今後の展開の大きな要素になって来るようです。
【追記】月から見える「地球の出」のハイビジョン映像が昨夜NHKの特集番組で放送され、地球が月平線から昇ってくる様子がアポロ計画の静止画ではなく、鮮明な動画として世界で初めて見ることができました。来年の元旦にもできればライブで見せてくれれば楽しいのですが。