効果的な入浴法

　阪急グループの葬祭場エテルノが2ヶ月おきに発行している情報誌『ETERNO』(PDFファイルで見られます)は、季節感のあるテーマで日常生活に参考になる健康ニュースを掲載しています。僕も梅田駅の告知カタログ・ラックで手に取り、雑誌などが手元に無い時には電車内での良い読み物としています。
　2・3月号では「効果的な入浴法」として専門家のアドバイスが採り上げられ、肩こりやむくみなどに効果的なお風呂の入り方を教えてくれます。入浴の効果が温熱効果・浮力効果・水圧効果の3つに大きく分類され、それぞれ血行促進や筋肉の弛緩そして足や末端に溜まった血漿が押し戻されます。
　その他肩こり・腰痛、疲労、むくみ、健康増進に効果的な入浴方法と、その理由やメカニズムが具体的にとても分かりやすく解説されています。
　「今日はこの時期とは思えない暖かさ。また、段々と生暖かい南風がビュンビュンと吹き始め、春一番になる可能性があります。自転車がバタバタ倒れるほどの風で、夜は横殴りの雨が降り出します。」との予報ですが、週明けにはまた冬の寒さが戻ってくると言われています。参考にして今夜はゆっくりとお風呂に入り、心と身体を温めることにしたいと思います。

JR三越伊勢丹が建設中

　先日ニュースでは小売業界において、コンビニが総売上額でデパートのそれを追い抜いたということが報じられていました。合わせて札幌の地元老舗デパートの寂しい閉店とか、心斎橋SOGOが大丸のグループに売却されるらしいとか言われていました。JR梅田駅裏に建設中の三越伊勢丹の進出による新たなデパート戦争などといった前向きな話題もあり、世界不況による不確実性時代の加速の中で、今後もデパート業界再編やビジネス・モデル&コンセプトの見直しなど慌ただしい動きがありそうです。
　コンビニ業界の売り上げ拡大については、今回は煙草のtaspo（タスポ）カード化による特需的な幸運もプラスしていたようですが、基本的には消費者ニーズに密着した新たな業態として発足以来、POSシステムの積極的な導入・活用をペースに不断に新商品の開発投入を繰り返し、ATM設置やIT販売の流通ポインとしての地域機能を果たすなどの手法で、常に新たな話題を提供してきた努力の結果だと思われます。
　これに比例してデパート業界の経営戦略は、90年代のバブル崩壊以後の構造不況と、コンビニや専門直営店・アウトレット・モールまたITネットワーク販売といった新たな競争環境の下で、有効な対応が打ち出せてこなかった感があります。中ではファッションの新宿伊勢丹とか、中高年をターゲットに展開した小田急ハルクなどと、やや分野的に絞り込んだイメージ・戦略で注目を集めたデパートもありましたが、概ね“百貨”店的に横並びな発想に収まってしまっていると感じます。ここまで来ればもう少し思い切ったインパクトのある戦略もあって良いのではないでしょうか。
　例えば、阪急と阪神で少しターゲットをずらした位の違いでは大きく変わりません。今唯一活気のあるのがデパ地下ですが、いっそ阪神は全階食の“百貨”店として、電機のヨドバシカメラのように新たな専門デパートとしてドーンと打ち出すというのはどうでしょうか。阪急キッチンエール(こだわり食材の宅配というビジネスモデル)の経営努力とその好調ぶりが『ガイアの夜明け』で最近紹介されていました。スウィーツやお酒・地産地消・和の階や料理教室・食の情報の階そしてもちろんレストラン階など楽しいと想いますが‥‥。やはりデパートは買い物には最高の一等地にあるのですから、誰もが行ってみたいキーポイントになって貰いたいと思います。

I Love You

I Love You

I Love You
すべてを掛けて
迷ってるあなたを
求めていくよ

悲しみ溢れる夜は
側にいてあげる
でも涙は見せたりしない
冷たいと言われても

I Love You
すべてを失くして
俯いたあなたを
立たせてあげる


I Love You
すべてを感じて
甦る愛だけ
信じていくよ

独りで目覚めた朝は
偽りの匂い
でも涙で縋りはしない
強がりと言われても

I Love You
すべてを許して
遠ざかるあなたを
包んであげる

※ 《間奏》

いつまでも待ち続けてる
この胸に抱きしめてあげる
もう一度この胸に
あなたの生命 灯して‥‥
I Love You


作詞・作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2009.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ 自分でも子供の頃を振り返ると、守ってあげたいような遠くの可愛い女の子より、何かいつも側にいて叱咤激励してくれた女性の優しさに、男の子は弱いところが確かにあるように感じていました。

積ん読

　本は比較的よく読む方だと思いますが(精確に言うとよく買う方だということのようで)、写真のように読まれるのを待っている「積ん読」状態の本がかなりあり、その数も少しずつ増えていってるように感じます。
　その原因は僕の衝動買いにあるのは明らかで、千里山駅前の田村書店や梅田紀伊国屋など、本屋を覗けば何か本を買って出てくることがほとんどです。興味に任せて経営・経済やパソコン・IT、また音楽やデザイン関連など、それほど幅広い分野ではないものの、コーナー棚を一応チェックすると何か新しい本が出ているもので‥‥。その上に最近ではAmazonなども合わせて利用しますので、“パーソナルお奨め本自動システム”の犠牲になっている典型のような状態です。
　デスク上などに散らかるのは見苦しいので、壁際に何段かに積み重ねて保管しているのですが、最近“積ん読用”のサピエンスというインテリア家具が人気なのを知りました。しかし、早速調べてみたのも手遅れで扱っていた『通販生活』では既に品切れとなっており、ヤフー・オークションなどにも出品されていないようでした(それだけ買われた人も重宝しているのでしょうか)。
　イタリア製なので追加輸入されないと手に入れられないのかも知れませんが、これは使い易い上にシンプル・デザインがモダンなインテリアに良さそうです。機会があればぜひいつか購入したいと思っています。

【追記】その後調べると新入荷分なのでしょうか、新色ホワイト(通販ディノス)とガラスベース(ADAL・4月入荷)のタイプが販売されていました。人気を反映してか円高にも拘わらず値段は『通販生活』の時よりも少しアップしています。

【記事】その後サピエンス(ADAL)を購入しました。

能勢でオムライス・ランチ

　今日は先日の記事にも書きましたが、いつも青色申告の書類申請でお世話になっている能勢の猪名川町の会計事務所に出掛け、その後でそこを紹介して貰ったN先輩と一緒に、近くの里山風景の中にポツンとあるカフェ・レストラン「山の駅」でランチを食べました。
　N先輩とは以前に何回か訪れたことのあるお店ですが、周辺の住民には有名なコミュニケーション・スポットと聞いています。オーナーがかなりの自転車好き(トライアスロン競技ではかなり有名な方のようです)ということで、シーズンや休日(日曜は定休)ともなりますと仲間の人達も各地から集まってくるようです。今日は月曜日ということで僕達2人だけかと想いきや、何組もの女性のお客さんの賑やかな会話に囲まれての昼食となりました。
　それぞれが暖めている商品企画やアイデアなどを気兼ねなく語り合えるのは楽しいもので、中にはそれぞれが協力し合えたりフォロー・チェックできる企画も出てきます。自然に囲まれた段々畑や山の端がウッディーな窓から静かに望まれ、美味しいオムライス・ランチと薫り高いコーヒーを味わいながら会話も進みます。前菜として食べた牡蠣のグラタンやデザート・セットもたっぷりと堪能できました。

THE DREAM MAGIC

　阪急3番街のイベント広場にある水上ステージで毎月行われている“街頭ライブ”「THE DREAM MAGIC」ですが、今日2月8日(日)のアーティストの中には、暖かい家族愛をテーマにした『home』を感動的に歌い、紅白歌合戦でも話題になった木山祐策さんが出演されるようです。
　木山祐策さんは日本テレビの『歌スタ!!』という人気番組で、作曲プロデューサーと共に挑戦するというユニークな企画のオーディションでスカウトされ、メジャーデビューという夢を叶えられました。4人の子持ちでもあるその人柄と真摯な歌声で静かな人気を獲得されています。
　作曲プロデューサーである多胡邦夫さんがギターを持ち、いつもサイドバックで応援される姿も良いコンビ振りを見せています。ソングライターとアーティストの『home』という歌を通じての素晴らしい信頼関係を感じます。
　デビュー当時のニュースでもそのオーディションからの経緯や、各地のモールなどでのキャンペーン・ライブの様子などが取材されているのを見ましたが、楽曲の良さもそうですがその声と歌唱力は心に残るものと思いました。今日は午後2時と4時の2回開演の予定ですので、梅田に出られる方は覗いて見られては如何でしょうか。

花粉チャンネル

　立春も過ぎて今年も暖冬のようで急に3月の陽気がやってきたように感じられます。インフルエンザや風邪などでマスク姿の人もよく見かけますが、これからはまた花粉症への注意が必要になってくる季節になります。今年の関西は例年の2.3倍の花粉が飛散するという予報がされているようで、鼻水やくしゃみ・目の痒みなど花粉症の方は本当に憂鬱なものと思いますが、早めの対策など気を付けて頂ければと思います。
　僕は幸いにもまだ花粉症には罹っていないのですが、聞くところではある日突然にそのような症状になってしまうようで安心できないと思っています。周りの花粉症の人達の困った日常の様子を見るにつけ、いつも今年は大丈夫だったという感じでホッとするばかりで、次年度の保証は無いということで少し不安を抱きつつこの季節を送っています。
　人それぞれに花粉に対する許容量のようなものがあり、ある点を過ぎると花粉症が発症するということのようで、子供時代に田舎で野山を駆け回っていた僕などは、ものすごく大量の杉花粉に接してきたと想い、許容量の限界に近づいているイメージがあります。アレルギー過敏など体質的な個人差もあるのでしょうか。
　地域ピンポイント天気予報でよく見ているweathernewsにも、そのコーナーの花粉チャンネルで情報を流していますので参考にして下さい(昨日の弱い北風で少し飛散したようです)。

大阪勧業展2009

　大阪府内の商工会議所が主催する「大阪勧業展2009」が難波の大阪府立体育会館で行われているということで、独自の技術やアイディアで勝負する元気な中小企業のリサーチに昨日午後出掛けてみました。
　以前は色々な産業展やギフトショーなどがあれば、クライアント開拓を兼ねてインテックス大阪など多様な展示会場をよく見歩いたものですが、最近はインターネットなどでより詳しく情報検索できる環境も増えておりそんな機会も減っていました。しかし、ブースによっては社長さんにも直接コンタクトできる場合もあり、今回は改めてそのようなダイレクトなコミュニケーション効果も再認識できました。
　製造・設計・生活関連・情報・サービスなどで括られたブースは、200あまりの企業・団体の特徴のある技術や提案で活気づいていましたが、中でも僕は営業や開発などの運営支援OAシステムを提供しているブースで話を興味深く聞きました。日本を代表するメーカーであるソニーやパナソニックでも、縦割り組織の弊害から脱却し横断的な連携組織が培われる必要性が言われています。多様な部署のコラボレーションから新たな製品やサービスが創出されるように変わってきています。単に営業事務管理の自動・合理化に留まらないインフラやOAソフトの開発が求められているようでした。

チャリティー・コンサート「Peace Angel」告知

　ドイツ国際平和村への募金支援活動をしているNPOで、千里山の田川純子さんが代表を務めるペイフォワード倶楽部が2月11日(水・祝)開催する予定の、チャリティー・コンサート「Peace Angel～平和の天使たち」の告知放送が、吹田ケーブルTVの地域情報バラエティー「ウィークリー吹田」のイベント情報コーナーで発信されています。
　『世界ウルルン滞在記』で取材放送され広く知られるようになった、ドイツ国際平和村にボランティアで訪れた若者たちの座談会などの後で、今年は第2部でアコースティック・ギターのライブ演奏が企画されているようです。場所は阪急吹田駅前のメイシアター・小ホールで、この日は祝日でもありますので今年はできれば覗かせて貰う積もりです。

ロフト・ベッド貰って下さい

　昨日お昼ご飯を食べに画廊喫茶「ル・パルク」へ行くと、喫茶レストラン部門をされている近藤さんから「ロフトベッドが不用になっていて、誰か貰ってくれないかな」というお話を聞きましたので、ブログ紹介の輪で協力させて頂くことになりました。
　昨年就職された娘さんが使われていたものですが、金属製のしっかりした造りなので実用的には全然大丈夫だし、ヘッドボードのパイプのデザインなどやはり少しお洒落な感じもします。今日は立春でもうすぐ進学・転勤などで移動の多い時期になりますが、興味のある方は連絡の方をよろしくお願いします。
　お家は千里山にも隣接する吹田市の佐井寺なので、直接受け取りに来て頂ける方にということでした。もう既に分解されているようです。以下に近藤さんのメールから必要事項を転記します。

サイズは、外形 : 幅1000mm×奥行2310mm×高さ1880mmです。
分解して置いてますが組み立て説明書、工具もあります。

詳しい話などの連絡先は、画廊喫茶「ル・パルク」
TEL : 06－6387－9499　・地図
電話連絡は平日の10時から11時までと2時から3時まででお願いします。
メールアドレス sooonoow@yahoo.co.jp　・拡大写真

家は佐井寺で取りに来てくださる方に差し上げます。

青色申告

　僕は毎年この時期には個人事業者としての年度末の青色申告書類申請を、兵庫県猪名川町の会計事務所に依頼し代行して貰っています。今も暇を見つけて少しずつ毎月の支出表を集計していっているところです。アドバイスを受けながらコンピューターで自分なりの項目で支出表を作成し、領収書を合わせて月別に保管していますが、元々ファイルをエクセルで組んでいるわけではないので、月や項目別の小・総計などは自分で計算しなくてはならず、何ヶ月か溜まっていると結構面倒なものです。
　住んでいる吹田市から遠く離れた猪名川町の事務所でお願いしているのは、独立して公式な書類や制度上のことが何も分からない時に、同じくフリーデザイナーの親しい先輩に色々と教えて貰った縁で、先輩が住む猪名川町で親しくされていた会計事務所を紹介されたということで、以来ずっとこの時期だけですが申請代行をお世話になっています。いつでも吹田近隣の事務所に変えることも可能ですが、書類を持って行く時に先輩のお家にお邪魔したり食事や情報交換をすることも楽しみにしています。
　最近は余り明るい話題にはなり難いのですが、今年は社会経済的に当然厳しい見通しの中で、どのようなデザイン活動をしていったら良いのかと話し合いたいと思っています。こうして遠慮無く情報交換できる同じ立場の先輩がいることを有り難く思います。

ものづくり会社

　松下電器とアップルという現代を代表するようなメーカーで、中心的な技術者として勤務した経験を持つ竹内一正さんの、両社の社風や戦略を内外両面から比較した本や、アップルCEOのスティーブ・ジョブズの経営や人間性に迫る本を、僕もMac使いでありまた大阪発の企業であるパナソニックに興味もありまして以前からよく読んでいました。そして、最近ブランド統一世界キャンペーンを進行中のパナソニックに関する注目度が、梅田紀伊国屋の企業経営関連のコーナー棚でもアップしてきています。
　半分は創業者である松下幸之助さんの伝記や語録ですが、下にご紹介する2冊はインタビュー取材も豊富な経営学者と松下関連の経営経験者という2人の著者が、それぞれの視点から書きながらパナソニックの立体像が浮かぶような、言わば相乗本と言っても良いような内容です。
　スーパーバブルの崩壊が引き起こした未曾有の世界恐慌が、実体経済はもとより資本主義そのものの崩壊に繋がるという予測も現実味を帯びて聞かれる時代になり、パナソニックの商品・世界戦略も思惑通りスムーズに進められる状況ではなくなってきていると想われますが、ものづくり会社としての基本的な有り様は変わらないものがあるはずです。V字回復を果たした前中村社長に換わり就任した大坪新社長のリーダーシップのもと、一丸となって新規格商品を創造し続けるパナソニックの、有機的な組織づくりや人材活性化の実際が、これからの混迷の時代にもそれぞれの企業運営に大きな参考となるのではないでしょうか。
　『パナソニック底力の秘密』にあった「両極の両立が創造を生む」という弁証法的な言葉が印象深く僕もインプットしました。

パナソニックウェイ―大胆かつ緻密な「新成長戦略」の本質 長田 貴仁 プレジデント社 このアイテムの詳細を見る

パナソニック 底力の秘密 大西 宏 実業之日本社 このアイテムの詳細を見る

菜の花のからし和え

　この時期になると細やかな楽しみにしているのは、スーパーの惣菜コーナーに菜の花のからし和えが並ぶことです。菜の花という言葉の響きが春近い感じがして良いのも理由ですが、何よりもその爽やかな香りやシャキッとした歯応えが心地良いからです。またほうれん草のような年中栽培野菜とは違う季節感が味わえるのも魅力なのでしょう。
　ただ今はまだ出初めということで、1パック平均で少し高めの200円近い値段ですので、どうしても横に並べられた平均150円位のほうれん草の和え物に手が伸びてしまいます。ほうれん草はさすがに定番野菜という安定した値段で提供されていて、毎日の健康づくりのためにも有り難い緑黄色野菜ですが、それとは反対に季節野菜はそのものも加工物も値段が変わってくるのが面白いところです。旬の秋刀魚や西瓜のように、どの時点で食べられるかということが、その人の経済レベル(大袈裟?)を感じさせてくれるように思います。
　このところ雨や曇りがちな天気も多いですが、比較的暖かい日が続いているようです。今日からはもう2月で春はもうすぐということで、千里山でも菜の花や庭の梅木が咲き始めています。