続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

長い夏休み。

2013-08-02 06:49:08 | 日常
 蝉の鳴き声で地域一体が被われているような感じがするほど・・・蝉しぐれ。
 そしてまだツバメの鳴き声も・・・どういうわけか、両方が競り合って鳴くということはなく、蝉が鳴いているときはツバメは鳴かず、ツバメが鳴いている今は、蝉は静かである。(気のせいか・・・)

 つくづく夏。


 今日は久保さんと近美鎌倉へ行く。横浜美術館へも行きたい気持もなくはないけれど・・・。せめて行ける範囲の美術館は網羅したいという希望も、出嫌い、引きこもりのわたしには難しい。
「東京なんか近いじゃない、」と言って千葉方面まで鑑賞に出かける友人もいる。(それができない)


 八月の予定は無いに等しい。エアコンもつけない我家で昼寝をしているくらいなら、新鮮な外気を吸って硬化しつつある頭に刺激を与えたほうがいいに決まっている。


 蝉は六年地下で眠って地上で三日と聞いている。そこまで短くないにせよ、限りある生命。「生まれて良かったよ」と、天国の両親に報告できるようにしたいもの・・・。
 
 66才には66才の夏の愉しみ方があるのではないか。夏は若者だけの特権ではない!と、老体をさらし声高に言うほどの気力もないけれど、若者がうらやむほどの長い休みを扱いかねているわたし。

 昨日はパッチワークの手作り小銭入れ(中を開けると、仕切りがついている。元は一枚布)を作ってみた。

『城』1351。

2013-08-02 06:01:30 | カフカ覚書
「しかし、おれをそれだけ見つめたら、もう十分だろう」Kは、不愉快な気持を払いのけるためにそう言うと、ちょうどフリーダがおずおずとついてきた助手たちといっしょにもってきた長靴を受けとり、それを身につけた。

 見る/angesehn・・・名声。
 助手/Gehilfen→Gehirn/脳。
 服/Kleider→Klan/氏族
 長靴/Stife→Stift/徒弟。

☆「彼らの長きにわたる名声は、もう十分だ」Kは不愉快な気持を払いのけるためにそう言うと、ちょうどフリーダ(平和)が恥ずかしそうな助手(頭脳)を伴い氏族や徒弟を連れ、引っぱってきた。