続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

化粧品。

2013-08-12 06:39:34 | 日常
 ほとんどスッピンで暮らしている。朝からきちんと身づくろいをすることは大変な努力が要るけれど、到底及ばないので不細工は承知の上でそのまま過ごしている。

 化粧は化粧水と称されるものを手の平に叩いて乗せるだけというシンプルさ。398円/500ml(ドクダミ化粧水)を使用しているけれど、特別難はない。

 四十年も前の話になるけれど、妹が某医療センターの皮膚科にいたとき、化粧品会社から成分などの確認を委託された医師が「スゴイなぁ、こんな薬、恐くて使えないよ」と漏らした一言が今も脳裏に焼きついている。

 経済的な事情もあって安価な化粧水で満足しているけれど、まだらに白くなるような恐い思いはしていない。


 比較的倹しくやりくりしている主婦が、化粧水は一万円もするような高級品を使っているのを見て驚愕。美への執着は忘れてはいけないものかもしれないけれど・・・。


 口紅は百円ショップのものを愛用、髪の毛は百円ショップのカッターで自分でカット、服は下手な手作り。
 自分では気づかなくても、どこか貧乏、プアーな雰囲気が漂っているかもしれない。(まずいわ)
 知らぬが仏、笑われても自分流で行く。

『ポラーノの広場』56。

2013-08-12 06:30:38 | 宮沢賢治
   二、つめくさのあかり

 それからちゃうど十日ばかりたって、夕方、わたくしが役所から帰って両手でカフスをはづしてゐましたら、いきなりあのファゼーロが戸口から顔を出しました。そしてわたしがまだびっくりしているうちに


☆自由な化(形、性質を変えて別のものになる)幽(死者の世界)。
 法(方法)は訳(ある言語を他の言語で言い換える)諸(もろもろ)を記す。
 霊(死者の魂)が納める途の講(はなし)を信仰で推しはかる。

『城』1361。

2013-08-12 06:07:34 | カフカ覚書
Kは、城をながめていると、静かに腰をかけて、ぼんやり前方を見やっている人間の様子をうかがっているような気がすることがときおりあった。相手はもの思いにふけっていて、そのためにすべてのことに無関心になっているというのではなく、自分はひとりきりで、だれも自分を観察などしていないと言わんばかりに平然と安心しきったように腰をかけている。

 城/Schloss→Schluss/終末。
 ときおり/mannchmal→manch mal/いくつもの、傷痕。

☆Kが城(終末=死)を注視していると、静かに腰をかけ、前方(来世=本当の死)を見やっている人間(誰か)の様子を観察しているような気がし、幾つもの傷痕を見るようだった。相手は、もの思いにふけっていて、そのために死に無関心になっているというのではなく、周囲から孤立しており、自由や無頓着というのではなかった。