続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

健太来訪。

2013-09-02 07:08:38 | 日常
 用がなければ来ることもない息子・・・息子の友人から送られてきた一級品の桃を受け取りにやって来た。

 着いてからもうすでに6日が過ぎようとしている。・・・過日、炎天の外から戻った夫に一口と思って冷やしておいた一つを皿に出したら「健太のもの、みんな喰うんじゃないぞ」という。(な、何を言うのよ、週末に来るまでに傷むかもしれないのに・・・)

 と、少々トラブル。

「早く取りに来てね」と息子に電話。「お父さんは何か話したいことがあるって」と、受話器を渡すと、何かモソモソ・・。
 まどろっこしいので側でわたしがブツブツ・・。

 やって来た息子、「お母さん、お父さんが何か言っているときブツブツ何か言うの止めて」と。

 
 ゴメン、そうね。お母さんがしゃしゃり出て何か言うのは息子にとっては不快なのに決まっている。

 家の中では「お母さんが一番」(とまで思っていないけれど、良かれと・・・)という考えは外に出た息子から見ると、ひどく歪んで見えるに違いない。


 結局大きな桃8個入りのうち2個を大事そうに持ち帰った。(だから古くならないうちにって・・・)桃より息子が一番の父親、息子より桃が一番の母であるわたし・・・。

『ポラーノの広場』77。

2013-09-02 06:38:50 | 宮沢賢治
「あいつは山猫を釣ってあるいて外国へ売る商売なんだって。」
「山猫を? ぢゃ動物園の商売かい。」
「動物園ぢゃないなあ。」ミーロはわからないといふふうに黙ってしまひました。そのときはもう、あたりはとっぷりくらくなって西の地平線の上が古い池の水あかりのやうに青くひかるきりそこらの草も青黝くかはってゐました。


☆散(バラバラ)に描き、調える我意を告げている。
 媒(なかだち)で章(文章)は、倍(二倍)になる。
 太陽の平(平等)が導く仏の縁、招く媒(なかだち)が導く仏の縁(めぐりあわせ)。
 砕(細かく壊す)字を併せる千(たくさん)の帖(かきつけ)。
 己(わたくし)が置いたものを推しはかり、調えると、双(二つ)の成(状態になる)様(様相)がある。

『城』1382。

2013-09-02 06:18:21 | カフカ覚書
 じつのところ、Kのこころを乱し、覗き穴をさがすことをいくらか妨げたのは、ペーピの言葉ではなく、彼女の容姿であり、彼女がこんな場所にいるということであった。

 容姿/Erscheinung・・・現象、幻。

☆しかしながら、いくらか探すことを妨げたのは本来ペーピ(身分証明)の言葉ではなく、彼女が幻(現象)としてこんな場所に存在しているということだった。