♪ 一かけ二かけて三かけで~ 四かけて五かけで橋をかけ~
橋の欄干 手をやりて 遥か向こうを 見渡せば~
十七・八の姉さんが~ 花と線香を手に持って~
「もしもし姉さん どこ行くの」
「わたしは九州鹿児島の西郷隆盛娘です 明治十年○月に 切腹なさった父上の お墓参りに参ります」
お墓の前で手を合わせ~ 南無阿弥陀仏と唱えれば~ ♪
何人かで円くなり手を打合わせて、これを歌う。歌いながら、確か ♪お墓の陰から幽霊が~ とか何とか言って最後にじゃんけんになる。そういう遊びの歌だった。昭和二十年代・・・すでに明治は遠かったかもしれない。九州の偉人を関東の子供が歌う・・・意味も何もわからずただ口伝えに覚えた歌。幽霊あるいはお化けが出るというのも戦争の哀話、怨恨がらみの歌であり、それを子供が遊びに歌ったのはやはり時代だったのだとしか言いようがない。
昨日「八重の桜」を見て、ふと思い出した昔の遊び。
橋の欄干 手をやりて 遥か向こうを 見渡せば~
十七・八の姉さんが~ 花と線香を手に持って~
「もしもし姉さん どこ行くの」
「わたしは九州鹿児島の西郷隆盛娘です 明治十年○月に 切腹なさった父上の お墓参りに参ります」
お墓の前で手を合わせ~ 南無阿弥陀仏と唱えれば~ ♪
何人かで円くなり手を打合わせて、これを歌う。歌いながら、確か ♪お墓の陰から幽霊が~ とか何とか言って最後にじゃんけんになる。そういう遊びの歌だった。昭和二十年代・・・すでに明治は遠かったかもしれない。九州の偉人を関東の子供が歌う・・・意味も何もわからずただ口伝えに覚えた歌。幽霊あるいはお化けが出るというのも戦争の哀話、怨恨がらみの歌であり、それを子供が遊びに歌ったのはやはり時代だったのだとしか言いようがない。
昨日「八重の桜」を見て、ふと思い出した昔の遊び。