続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

居場所。

2013-09-21 06:52:19 | 日常
 人にはそれぞれ居心地のいい場所というものがある。普段何気なく行き交うだけの人と意外な場所で出会う。

(ふうん、こんな趣味があったのか)

 昨日青少年会館に行くと入口近くに見覚えのある人が・・・すぐ口をついてでた名前は斜め前の家の男の子。
「Kくん?」
「おおーっ!」向こうも驚いた風にこちらを見た。(青少年会館に年配者が来るってか・・・近所のおばさん何しに来たんだ!)

 まあ、そんな勘繰りを捨てても、お互い意外な場所での遭遇に戸惑ってしまった。
 息子より一つ年下の男の子も今では立派に一家を成し子供もいる。

(で、なんでここに?)

 三階に上がっていくとホールは忙しく何か設えごとをしている。若い人たちの手作りの現場。
(演劇の会場作り)
 Kくんもその場に座りパソコンを見ていた。
 手渡されたパンフレットに(老眼ではっきりしなかったけど)Kくんの顔写真が他のメンバーと共に写っている。
(ああ、演劇青年だったの)

 大人しいと思っていた男の子の意外な一面。(こういう居場所があったなんて、活発な若者だったことを今さらながらに認識)


 それこそ幼稚園に上がる前から知っている子供の大人になった姿は、案外知らないものだと実感。

《頑張ってね!》君が君の居場所で更なる活躍が出来ることを近所のおばさんは応援している。

『ポラーノの広場』96。

2013-09-21 06:35:34 | 宮沢賢治
「やっぱり何かあるのかねえ。」
『あるよ。だってまだこれどこでないんだもの。」
「こんなに方角がわからないとすればやっぱり昔の伝説のやうにあかしの番号を読んで行かなければならないんだが、ぜんたい、いくらまで数へて行けばポラーノの広場に着くって?」
「五千だよ。」
「五千? こゝはいくらと云ったねえ。」
「三千ぐらゐだよ。」
「ぢゃ、北へ行けばふえるかしらべて見ようか。」
 その時でした。

☆法(仏の教え、真理)を覚(さとる)積(つみかさね)を伝え、接(つなぎ)番(くみあわせ)、合せるのは、独(わたし一人)の考えである。
 枢(物事の重要な所)を交えた講(はなし)が常に基(もと)になっている。
 語(言葉)を選び、語(言葉)を詮(しらべる)薀(奥義)である。
 Sun(太陽)が潜(身を隠し)北(逃げ)降(くだる)ころに蘇(よみがえる)祭りの講(話)を兼ねた辞(文章)である。

『城』1401。

2013-09-21 06:10:56 | カフカ覚書
塀にもたれかかって、パンの包みをあけ、自分のことをこんなによくしてくれるフリーダにこころのなかで感謝しながら、建物の内部の様子をうかがった。

 塀/Mauer→Mar/噂、作り事。
 パン/Essen→Essei/試論。
 建物/Hauses・・・Hause/天の宮(あの世を暗示)

☆作り事(噂)をつかみ、試論をし、幸福をもたらすフリーダ(平和)に感謝しながら、天の宮(あの世)の様子を探った。