続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

四人会。

2013-09-29 07:04:58 | 日常
 月の最終週の金曜日、午前十一時、粟田の『夢庵』に集う。約束はこれきり。
 苗字と電話番号しか知らない四人。住所はそれぞれ異なる町だけれど、粟田の夢庵という店がその中心に位置しているので、そこに決めて早二年半、その時刻になるときっちり四人は顔を合せている。初めての会食は3月11日、大震災のその日だから印象深く忘れえぬ始まりの日になった。

 不思議な縁。

 それぞれの歴史がそれとなく明らかになっていく。
 ただおしゃべりだけの会だけれど、年長のTAさんは縫製の高い技術を駆使して、洋服やパッチワーク、バックなどを月々持参し、見せてくれる。そのセンスの良さに三人は驚嘆、ため息、賛辞。
 おしゃれで美しい人。

 講習会で初めて隣り合わせたときには、《お高くて鼻持ちならない人》の印象だったのに打ち解けてみれば、気さくで優しく親切・・・人は見かけによらないけれど、よく知れば、そういう雰囲気を育てた家庭環境、つまりはお育ちも現今の生活もわたしとは格段に違う。
 だから会話も・・・
「見ると買ってしまうの、だから困って山のような服やクツをハードオフに持っていったら・・・何のことはないわ、数百円。オホホッホホ」と笑った。

 ざっくばらん・・・こちらもひがみ根性なしで(いえ、いえ、隠すべきは隠して)愉しくおしゃべりに興じている。

『ポラーノの広場』104。

2013-09-29 06:58:47 | 宮沢賢治
 ファゼーロは剃れどころではないやうすでしたが、わたくしは前からミーロは歌がうまいだろうと思ってゐたのえ手を叩きました。ミーロは上着やシャツの上のぼたんをはづして息をすこし吸ひました。


☆全てを化(形、性質を変えて別のものにする)詞(ことば)の趣(ねらい)の講(はなし)である。
 照(普く光があたる=平等)の鬼(死者)の常を測り(予想)、究/つきつめていく。

『城』1409。

2013-09-29 06:32:14 | カフカ覚書
「じゃ、橇をおあけなせえ。橇の内ポケットに、二、三本入っているから、一本とりだして、あんたが飲んだら、わしにまわしてくだされ。こんな毛皮にくるまっているもんだから、馭者台から降りていくのが大儀でしてな」

 橇/Schlitten→Schritt/歩調、処置、措置。
 (一)本/Flaschen・・・間抜けな人。

☆「じゃ、措置をしてください。欺いて以来、意見が一致していて、先祖が欺いたことが、わたしにまで達している(影響している)欺いた先祖は間抜けである。こんな場所(地位)に降ろされたのは辛いでしょう。