続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

十月一日。

2014-10-01 06:49:17 | 日常
 本格的な秋の始まり、何となく郷愁を感じさせる秋の香り。いよいよ今年も終盤という寂寥感も風に交じっているのかもしれない。
 わたしの一番好きな季節、もの思いに耽ることを静かに受け入れてくれる、そういう密度の空気感が漂っている十月一日の清涼感。

 ボォーッと頬杖を付いて、やがて浅い眠りに誘われる、甘い匂いのする時間を有している十月。


 今日は、「歩こう会」で三浦半島の東海岸を行く。横須賀駅ヴェルニー公園から観音崎までを歩く。平坦な道だけど、歩き通せるかな?何年か前には歩けた道も数年後の現在は自信に欠けている。
 でもサークル仲間と一緒。
 仲間に助けてもらって、すがりつくように歩くわたし、情けないけど歩けることが幸福。
 海の風に吹かれて楽しく散策したい!

『ポラーノの広場』465。

2014-10-01 06:41:17 | 宮沢賢治
「おゝい。キューストさんが来たぞ。」ミーロが高く叫びました。
「おゝい。」中からも誰かが返事をしました。
 私どもはその建物の中へ入って行きました。


☆雷(神なり)の講(はなし)を注(書き記す)。
 推しはかる変(移りかわり)の字は旨(考え)を兼ねている。
 仏を注(書き記す)新しい講(はなし)である。

『城』1753。

2014-10-01 06:23:00 | カフカ覚書
しかし、Kのほうでも、フリーダといっしょになったおかげで万事が自分にとってはどれほど好転したかを説明してきかせようという決意がくじけてしまった。彼は、フリーダに巻きつけていた腕をゆっくりとはなした。


☆しかし、Kのほうでもフリーダ(平和)と結びついたおかげで、自分にとって、むしろ死をふさいでしまったのだという説明をしようとした。彼はその悲しみをゆっくり解いた。

*城/Schlossには閉鎖、閉じられているという暗示があると思う。