続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

おばさん力。

2014-10-02 06:19:36 | 日常
 昨日の歩こう会は予報外れの雨により、集合場所に集まったのは16人。それでも歩き出し、「せめて平成町あたりまで」と言っていたものが、次第に土砂降りになり、やむなく「横須賀中央で解散にいたします」とあいなった。

「で、どこへ行く?」
「お茶を飲むって言ったって、お茶だってお弁当だって用意してきてあるんだよ。これを食べよう」
「で、どこで?」
「モアーズの上に休憩のコーナーがあるからそこで」
「でも、青天井じゃなかった?」
「う~ん、どうだったかな。」

 びしょ濡れのまま、モアーズの7階へ。「あれっ、8階だったかな」などと言いながら上へ上へ・・・。
「ないねぇ、困ったねぇ」とメンバー5人。
「椅子もあるし、ここでいいんじゃない」とAさん。「そうね」とBさん。
 5人は食堂街の真ん前に陣取り座った。
「さあ、食べよう」

 わたしは、ラーメン店の店員さんと目が合う場所、彼女はそれとなくこちらを見ている(まずいな)
「大丈夫よ」と、Aさん。
「でも、わたしは本当のお弁当なの」「わたしだってお弁当箱だよ」「平気へいき、みんなで食べれば」と、Cさん。
 こそこそ・・・(のど、つっかえるわ、でも美味しいわ、手作り弁当)
 ちょうど昼時・・・通路も混雑してきた。それとなくわたしたちを見て、目を反らしている。

「アハハハ・・・完食だわ」とわたし。
「わたしもよ」と、Aさん。

《赤信号、みんなで渡れば怖くない》って感じ。それにしてもすごいオバチャンのわたし達。

 それで、購入したものは、とんぼ玉などのアクセサリーのパーツ。チタンのピアスのパーツもあって、「これはどうかしら」などと、はしゃぎっぱなし。

 これぞ、おばさんパワー。染められたのか染めたのか、一人だと(あっちが痛い、こっちが痺れる)なんて言ってるけど、みんな集まれば怖い物しらずの猛発進。
 愉快な一日だった。と書いておこう。

『ポラーノの広場』466。

2014-10-02 06:03:09 | 宮沢賢治
 そこに巨きな鉄の罐がスフィンクスのやうにこっちに向いて置いてあって、土間には沢山の大きな素焼きの壺が列んでゐました。


☆挙(すべて)徹(貫き通す)の換(入れ替えること)を考える。
 知(心に感じる)を図り、現わすものを択(良し悪しを見てより出す)。
 太陽が題(テーマ)の組(くみ立て)は照(普く光があたる=平等)である。
 拠(よりどころ)は烈(精神が強く正しい)ことである。

『城』1754。

2014-10-02 05:52:17 | カフカ覚書
ふたりは、しばらくのあいだ無言ですわっていたが、やがてフリーダは、Kの腕がこれまで彼女にこころよいあたたかさをあたえてくれていたが、いまではもうそのあたたかさなしでは生きていけないとばかりに、こう言った。


☆ふたりは、しばらくのあいだ黙ってすわっていたが、やがてフリーダ(平和)は、Kの哀しいまでの熱意にかきたてられていたのだが、今ではその熱意なしでは生きていけないと、言った。