続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

まだまだ?

2014-10-23 06:41:11 | 日常
 青春、恋・・・薬にしたくも縁遠くなった初老の身、けれど、耳をそばだてているといろいろな話が入ってきて《まだまだ》なのだろうか、と思うことがある。

 Aさんの妹はすでに七十を越えているけれど、そこはかとない色気がある。美貌というよりセンスがよく上品でありながら色っぽい。二人の娘も嫁ぎ寡婦であれば、もちろん自由の身である。
 Aさんは、Aさんの尊敬する某氏が彼女(妹)に魅かれたようだと、うすうす感ずいてはいたものの、旅行へ出かける仲だと知った時は内心驚愕。ただ「お姉さん、嫉妬しているのね」と暴言を吐かれたのには怒り心頭、情けなかったと言う。

 まあ、それやこれやで・・・《いいでしょう》一回りも年下の妹であれば、親の気持ちで見守りましょうと、気持ちの整理をつけたらしい。

 思いがけなく咲いた花、こちらは(へえー)と高みの見物(ちょっと羨ましいかも)。


 最近Aさんに会ったら「妹にね、彼氏から手袋が届いたの、レースのね」と、フフフッと笑った。
「レースの手袋なんて、幾らのもんでもないわよ」と、彼女を慰めたが自身の嫉妬も雑じっていたかもしれない。


 ずっと以前、Aさんはわたしに言った。
「知人の紹介の結婚でしょう・・・わたし、一度でいいから恋愛ってものしてみたかったの」

 ほんとうにね、恋愛ってずっと向こうにあってドラマで眺めているだけだものね。同感だわ!

 年を重ねてもまだまだ・・・他人の恋愛で気持ちを若くしている。

『城』1774。

2014-10-23 06:11:47 | カフカ覚書
でも、ここにいてはーあら、助手たちの様子をごらんになって!あの人たちが手を合わせているのは、あなたじゃなくて、わたしにむかってそうしているんだわ」
「そして、彼らのすることを見ているのも、ぼくじゃなくて、きみだ」
「そのとおり、わたしですわ」フリーダはほとんど怒ったような口ぶりで答えた。
「さっきから口をすっぱくして言っているのも、そのことじゃありませんか。


☆でも、ここにいては¥あら助手たち(脳、知覚/精神)のようすをごらんになって、あの人(脳、知覚/精神)が手を合わせているのはあなたjyなくてわたし(平和)にむかってそうしているんだわ」
「そして彼らのすることを見ているのもぼくじゃなくてきみだ」
 フリーダ(平和)は、病んだ荒地だだと言い、「絶えず言っているのはそのことじゃありませんか。