足は弱り、腰も痛いし、眼も悪い。だから、歩く姿勢もどこか頼り無げでバランスが崩れかけている。胸も折りたたむように前のめりになり思考能力もマイナーに陥りがち。
「大丈夫ですか?」背後から声を掛けられそうな老いの姿に近づきつつある。自然の成り行きと割り切ってしまえば何のことはないけれど、《まだまだ》の未練があって・・・いえ、見栄かもしれない。(してみると、見栄を張るって大事?)
肉体の劣化に精神までも追従することはない。
心だけは、惨敗・傷だらけの人生であっても折れることなく真直ぐに前を向いて歩く。当たり前のことを当たり前に受け止め、逆らわず、「正しいことだけを考えろ」というカフカの言葉を胸に刻んでいる。
いつの時も姿勢正しく生きていきたい。すでに自分の条件は出揃っている、その中で生きるべきデザイン設計を思案する。
著しい忘却力により、約束を忘れ、持物を忘れ、何をしようかまでを忘れかねない昨今、《それでも》の気概だけは失いたくない。人は劣化し、老いるもの・・・波のようにわたし自身の領域を侵食していく負の条件。
《だからこそ》
姿勢正しく、残された空間を華ある設計にプランしたいと願う。
「大丈夫ですか?」背後から声を掛けられそうな老いの姿に近づきつつある。自然の成り行きと割り切ってしまえば何のことはないけれど、《まだまだ》の未練があって・・・いえ、見栄かもしれない。(してみると、見栄を張るって大事?)
肉体の劣化に精神までも追従することはない。
心だけは、惨敗・傷だらけの人生であっても折れることなく真直ぐに前を向いて歩く。当たり前のことを当たり前に受け止め、逆らわず、「正しいことだけを考えろ」というカフカの言葉を胸に刻んでいる。
いつの時も姿勢正しく生きていきたい。すでに自分の条件は出揃っている、その中で生きるべきデザイン設計を思案する。
著しい忘却力により、約束を忘れ、持物を忘れ、何をしようかまでを忘れかねない昨今、《それでも》の気概だけは失いたくない。人は劣化し、老いるもの・・・波のようにわたし自身の領域を侵食していく負の条件。
《だからこそ》
姿勢正しく、残された空間を華ある設計にプランしたいと願う。