続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

不慮の事故。

2014-10-03 06:41:38 | 日常
 雑誌の特集などで、人生設計(プラン)の特集が組まれているのを何度か目にしたことがある。
 誕生から墓場までの推移、それに伴うお金の計算が主軸だったかもしれない。

 でも、若い頃はそんな時代が来るなんてこと頭の隅に追いやり、ひたすらその日の心配に明け暮れていた。つまりは余裕のない人生だったとも言える。なんだか訳の分からないままここまで来てしまったのだから。
 その日暮し、今日がクリアーできなければ明日がない。涙なしには語れないような綱渡り。

《けれど、どっこい生きている》人間なんて簡単には死なないものという奇妙な自信がどこかで膨らみ、人生を楽天的に考える傾向にあるわたし。


 それを覆すような大災害・・・御嶽山で亡くなられた方々の無念。名のある山を征服する、あらゆる面で人生最高の至福を味わったであろう瞬時の暗転。
 小さな石にも躓かないよう細心の注意を払って歩いている高齢者である自分の小心。世の中は矛盾に満ちている。

 突然、人生が切れてしまうことの驚愕。

 昨夜、夢を見た。
「うちの息子も亡くなったんです」と言うなりこみ上げる涙・・・慟哭の内に目が覚め、夢であったことに暫し呆然。

 亡くなられた方のご冥福を祈るばかりです。

『ポラーノの広場』467。

2014-10-03 06:30:28 | 宮沢賢治
「いや今晩は。」ひとりのはだし年老った人が土間で私に挨拶しました。
「これが乾燥罐だよ。」ファゼーロが云ひました。


☆金(尊さ)を伴う念(考え)を漏らす。
 腎(かなめ)の図りごとは換(入れ替える)詞(ことば)である。
 相(二つのものが互いに同じ関係にあること)察(明らかにする)。
 換(入れ替わる)双(二つ)を勘(考えるように)運/めぐらせている。

『城』1755。

2014-10-03 06:23:06 | カフカ覚書
「わたしは、ここのこんな生活には耐えられないわ。あなたがいつまでもわたしをおそばにおいてくださるお気持ちなら、わたしたちは、どこか南フランスかスペインへでも移住しなくちゃならないわ」


☆わたしはこんな人生には耐えられないわ。わたしを引き止めたいなら、どこか小舟の不確かな草稿(書いた物)、その小舟の緊張から抜け出さなくてはならないわ」