続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

みかん。

2014-10-15 06:39:43 | 日常
 懐かしくも愛おしい果物、みかん。
 毎年みかんの出回るこの季節を心待ちにしている。それでも、十一月に入るまではまだまだ青蜜柑、酸っぱいからと我慢していたのに昨日はひょいと手を延ばしてしまった。

 一皮向けば、この香り。ああ、嬉しいと一口・・・甘い!たちどころに袋の半分五個くらいをペロリ。《美味しい!》
(十月も半ばなのに甘いって・・・温暖化のせい?)

 みかんの季節になると我慢ができないで毎日幾つも幾つも食べる。ナイフもお皿も要らない蜜柑は手間要らずで最高。

 蜜柑、蜜柑、蜜柑のなかの冬の暮らし、寒さも気にならないほど蜜柑が大好き。

 だから、蜜柑に別れを告げざるを得ない三月は辛い。(ああ、もう三月か)という寂しさは《蜜柑》との別れに因している。
 その後は、清美、デコポンと続くのだけれど、デコポンは高価なのでちょっと・・・と迷っているうちに春も終っていく。

「さあ、食べるゾ、みかん!」
 この世の憂きこと全てがあの蜜柑の香りに溶けていく気がして無茶食いする。

『城』1766。

2014-10-15 06:14:54 | カフカ覚書
外では、助手たちがあいかわらず柵のところにいて、あきらかにもう疲れたてているにもかかわらず、まだときどき全力をふりしぼっては、学校のほうにむかって哀願の腕をさしのべていた。


☆外では、助手たち(脳、知覚)がなお機会をうかがうように、明らかに疲れ果てているにも拘らず、まだ時々全力を奮い起こし、罪過に対して哀願を乞うていた。