続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

「そうなんですか」

2014-10-21 06:28:01 | 日常

 臀部に出来た(しこり)、恥ずかしいなどと言っている場合ではないと外科医院へ直行。
 もしもの場合を考え、下着は三セット新品を用意した。(入院の準備は箪笥の上に三十年も前から用意してある)

「はい、横になってください」と、医師。
「何時ごろからですか」
「よく分かりませんが、一ヶ月くらい前からです」

「はい、いいですよ」

「つまり、まあ、細菌が皮膚に入って腫れているという状態です。抗生物質の薬を出しておきましょう」
「で、この次は?」
「治ったら、もういいでしょう」と、あっさり。
「癌ではないんですか?」(念のために聞いてみた)
「はい、違いますよ」
「・・・」(そうなんですか)


 アレッ!!って感じ。そして、アハハハ・・・。

 手術、切開、メス、ふさがらない傷口、癌かもしれない(Ah・・・)
 平然を装いながらも落ち込んでいた昨今の黒い霧(?)
 でも、何でもないなんて・・・。

「そうなんですか・・・」

『ポラーノの広場』485。

2014-10-21 06:19:18 | 宮沢賢治
「さあ呑むぞ。一二三、」みんなはぐっと呑みました。私も呑んでがたっとふるへました。

 呑むぞはドンと読んで、貪。
 一二三はイツ・ジ・サンと読んで、溢、字、Sun(太陽)。
 呑みましたはドンと読んで、呑。
 私はシと読んで、詞。
 呑んではドンと読んで、呑。


☆貪(欲張る、諸欲)が溢れている。
 字による太陽で呑(滅ぼす)。
 詞(ことば)で、呑/滅ぼすのである。

『城』1772。

2014-10-21 05:57:49 | カフカ覚書
そのくせまた、わたしたちの愛にとってこの世には安住の地がない、この村もだめであれば、ほかのどこの土地へ行ってもだめだというようなことをかんがえてしまうの。それで、深くて狭い墓穴みたいなところを想像するの。


☆そこには安住の地はなく現世での平和な場所もなく、わたしたちの愛にとって来世もだめであれば他のどこの土地へ行ってもだめだというようなことを考えてしまうの。それで深く狭い墓穴(死)を想像してみるの。