みごもりて話声なく白障子
白障子、冬の太陽が室内に柔らかく差し込む、この体感、恵みは無上の喜びである。身籠ったという奇跡に、話す言葉もないほどの感涙に沸いている。
みごもりて(身籠)はシン・ロウと読んで、辛、労。
話声なく(話声無)はワ・ショウ・ムと読んで、和、章、謀。
白障子はハク・ショウ・シと読んで、白、衝、思。
☆辛い労(骨折り)、和(韻や調子をあわせる)章である。
謀(はかりごと)がある、と白(申し上げる)。
衝(重要な)思(考え)がある。
みもごりて(身籠)はシンロウと読んで、身、老。
話声なく(話声無)はワ・ショウ・ムと読んで、和、唱、務。
白障子はハク・ショウ・シはと読んで、博、章、旨。
☆身(からだ)の老いと和(仲よくする)と唱える。
務(一途に働き)博(大きく広げる)章の旨(考え)がある。