桐咲いて輓馬の胴に詰るもの
桐咲いて、初夏である。しかしここでは《切り裂いて=死》を暗示している。
輓馬は家族の一員であり、働いてくれた輓馬の死に〈労い〉と〈感謝〉〈愛情と惜別の念〉を、その霊体に詰めるというのである。決して切り裂くものでもない。(北海道の画家、神田日勝の作品をイメージしたのかもしれない)
桐咲いてはトウ・ショウと読んで、盗、章。
輓馬はハン・バと読んで、判、罵。
胴に詰るもの(胴詰物)はドウ・キツ・ブツと読んで、憧、詰、打。
☆盗んだ章を判(区別する)。罵(ののしり)憧(たたき)詰(責め)打(たたく)。
桐咲いてはトウ・ショウと読んで、套、章。
輓馬はバン・バと読んで、番、場。
胴に詰めるもの(胴詰物)はドウ・キツ・ブツと読んで、動、吃、物。
☆套(被った)章(文章)は、番(組み合わせる)と、場(場所・空間)が動き、吃(感じる)物(事柄)がある。