続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)ねんねこから。

2021-01-16 06:45:36 | 飯島晴子

   ねんねこから片手出てゐる冬霞

 冬霞、暖かい冬の日に立つ霞。ねんねこ袢纏、赤ん坊を背負いながら動くことの出来る、赤ちゃんを保護、保温するための袢纏である。そのねんねこ袢纏から暖かい陽気のために赤ちゃんの手が覗いているという光景。

 片手はヘン・シュと読んで、変、趣。
 出てゐる(出居)はスイ・キョと読んで、推、挙。
 冬霞はトウ・カと読んで、統、果。
☆変(移りかわる)趣(ねらい)を推しはかると、挙(企て)を統(一筋にまとめる)果(結果)がある。

 片手はヘン・シュと読んで、遍、取。
 出てゐる(出居)はスイ・カはと読んで、遂、何。
 冬霞はトウ・カと読んで、問う、価。
☆遍(もれなく)取(手にとり)、遂(やりとげる)何かがある。
 問う価(値打ち)がある!